2011/11/27 | vivre avec un chien

vivre avec un chien

わんことモフモフHappy☆

今日は朝から仕事。
通院予定日だったので、仕事終わりに相方に電話して「どうだった?」と聞いてみた。
ところが、「まだ行っていない」という。
「これから一緒に行く?」と言われたが、相方のいる間に買い物にも行きたかったのでお任せすることにした。
先生の話を聞くのが怖かったのも正直あった。

カプリと相方が出かけている間、私はムギとデートをしていた。

ムギとふたりのゆったりとした散歩なんていつ以来だろう。ムギが体調悪くてふたりで病院に行った時以来かな。
カプリが病気になってから数回散歩に出たこともあるけど、いっつも急いで短時間しか行けなかったもんな。

いっぱい話しかけながら歩いた。話しかけるたびに歩く速度を少しだけ緩め私を見上げる。
離れすぎたときに「待ってー」というと振り返って待っててくれる。

カプリと一緒のときはもっとぐいぐい引っ張る。 うれしくてテンションが上がるのだろうw
いつもふたりに「ゆっくり」「ついて」「ひっぱらない」などと言いながら歩いた。
ふたりが別の方向に行きたくてわちゃわちゃしちゃうこともしばしば。
道端で同時にトイレタイムになってしまい、人が近づいてきたりするとどちらから片付けようかとか
通行の邪魔になっちゃうって焦ったものだ。

ムギはひとりになるととてもおりこう。 自分に意識が集中していることをわかっている。

遠くない未来、こんな光景が普通になるんだな。
いつの日か散歩すら行かない日がくるんだな。
そんなことが頭に浮かんでしまい、ひとり号泣した。
なんて馬鹿なことを考えてしまったのだろう。

カプリはまだまだ頑張れる。ムギだってまだまだそばにいてくれる。

でも・・・・それは必ず訪れる。

久しぶりの長い散歩。楽しくて切ない時間。




相方が帰ってきた。
カプリはクッションに乗ったまま抱えられて帰宅。
そのまま床に降ろされ、降ろされたそのままの形で寝た。お疲れ様。

診察の結果。
自壊が始まっていると言われた。
とうとう言われてしまった…

ぽこぽこ出ている腫瘍部分に膿が出始めている。
いずれこれらが大きくなって一つの大きな膿の塊となり、破裂するらしい。
感染症を防ぐため抗生物質の薬が増えた。
強いので、腎臓や肝臓への影響も心配だが、吐き気とかの副作用が心配。
必ず飲まなくてはならないというものではなく、予防のための薬なので、考えながらの投与になる。

遠まわしにもう少し清潔にするようにという事を言われたらしい。
患部がジュクジュクの上にトイレが上手にできないので確かに汚れやすい。
でも、しょっちゅう洗い流すという事もカプリの状態からはなかなか現実問題難しい。
どうすればいいのかな・・・

頼みの綱の患部にかける粉の薬(イサロパン)追加をもらうのを忘れたそうだ・・・orz
もぉーーーーーっっ! あと半分もないのにーーーーーーーーー!

肺のレントゲンの結果は、思ったより進行は遅いと言われた。前回と大幅には変わっていないという。
進んでいることに間違いはないのだが、今すぐどうこうという状態にはなっていないという。
実際、呼吸の乱れがひどいという事は多くはない。カプリ、頑張ってるね。すごい!
このまま、なんとか維持できればいいのだけれど・・・
長期にわたってステロイドを飲んでいるわけで、血液検査をした方がいいか聞いたところ、
確かに内臓疾患に現れることもあるけど、検査が必要となる状態になったときは顔つきでわかるという。
まだカプリは大丈夫だって。 先生がそう言うなら信じよう。 採血だって負担になるもんね。

体重は5.2kgくらい、やはり減ってしまった。
先生は大きく減っていないから大丈夫って言ってくれたみたいだけど、
つい最近の食べてくれてた期間があっても、食べなかったときよりも減っているという事がショックだ。


年越しできるかな。希望を持って闘おうね! 
一緒にいても、ほんとにただ同じ空間にいるだけしかもう私には何も出来ることはないんだけど、
大好きだよってパワーを送るから。カプリの強さを信じているから。もう少し一緒にいてね。


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