2011/11/05 | vivre avec un chien

vivre avec un chien

わんことモフモフHappy☆

厳しいことを記録しなければなりません。

経過観察に訪れた病院で、先生の口からはとても辛い言葉が出ました。





大まかにこちらから聞いたのは、
足の腫れについて、おなかのにおい、自壊はしてしまったのか、便・尿の具合、肺のレントゲン撮影依頼。


マッサージとかはやはり不可。リンパの滞りはもちろんですが、それ以前の問題として周辺の皮膚にがん細胞が浸潤して固くなってしまっているので、どうすることもできないということ。

おなかのにおいを嗅いでいただきましたが、自壊のにおいではないとのこと。
寝たきりに近い状態の為、股の擦れる部分にたまった皮脂や老廃物、汚れなどが蒸れているのではと。
それなら洗ってあげることができる。自壊だったら触るのも痛いだろうから。
ただ、自壊しかかっている怪しい部分があるのも確かです。
おなかに数ミリのプツプツしたものがあるのですが(小さなおっぱいが密集したような感じ)それもすべて表面に出てきた
腫瘍とのことでした。
術後服などでなめたりするのを防いだ方がいいのかとの問いには、自壊の心配もありますが、じゅくじゅくひどくなってくる前にカプリちゃんは・・・・・・と言われてしまいました。

便の緩さについては食事内容や消化器の機能の劣りなどがあるのでしかたないよう。
あまり下痢が続くのも良くないので下痢止めもあるけどと言われましたが薬の処方はありませんでした。
尿も持って行って調べて頂きましたが、雑菌は少しあるものの、結晶などは見られないそうで、やはり腰とか筋肉も落ちてりきむ力も落ちているので、全部出し切ることが出来ず、残尿感もあり回数が増えているのではと。
時々口をくちゃくちゃすることがあるのですが、もしかしたら胃腸も弱るので気持ち悪いのかもと。

レントゲンには白くもやのようなものが全体的に映りました。
肺の奥までがんが広がり、一部に腫瘍化したものがあるという状態より、肺がんの中でも悪いもので前回からの比較で、進行状況はやはり早いと。
今は呼吸もある程度安定して顔つきもしっかりしているし、この状態の中とてもがんばっていますよと言われました。
このくらい進んでいるともっと体に現れててもおかしくないということでした。
ただ、進行速度を考えると、1週間先にでも突然状況が悪化することもあると言われました。
思い切って「年を越せそうですか・・・・?」と聞くと、「もしかしたら難しいかもしれないですね。あとはカプリちゃんの生命力次第です・・・」って・・・・・・・
なんとかその場で泣くのはこらえましたが、しばらく沈黙が続きました。

また、カプリが安定しているようならば2週間後に経過観察です。
もちろん、なにか心配があればその都度連れて行きますが。
薬は前回と同じものを処方して頂きました。
診察が終わり、相方とカプリを先に車に戻らせ、会計を待つ間やはり涙がこぼれます。
だんだんとその時が近づきますが、まずは年越しを目標にカプリと一緒に頑張ります。