2011/11/02 | vivre avec un chien

vivre avec un chien

わんことモフモフHappy☆

親友のパートナーであるにゃんこ姫、やはり闘病中です。
彼女は腎不全を患っており、日々の点滴や投薬がかかせません。
親友は仕事も辞め、自転車で病院に通い、看病を続けています。

病状は思わしくありません。腸にも何かあるようです。
体調が悪いため詳しい検査はできず何かは確定していませんがおそらく腫瘍であると思われます。
そのため便の出が悪いようです。

親友とは最近はお互いに連絡を控えています。
連絡をとるとつい自分の弱さが出てしまうので・・・
私たちはお互い泣き虫です。片方が凹めばつられて凹んでしまいますもの。
パートナーと明るく向き合うために、病気に負けないように頑張るために。

それでも、どうしようもなく辛くなったらメールします。
辛さのはけ口として受け入れてくれる存在がどれだけ心強いか。
そして、ほんのちょっとのことで一緒に悲しみ、喜び、気持ちを共有できることが支えになっています。

そんな友人からメールが届きました。
何かあったのかとドキドキしながら読むと、 「んも」が自力で出た!  という内容。
ずっと出てなくて腸閉塞が心配だったけど、この日は朝起きたらトイレにしてあったって。
心より喜んでいる文面に私も本当にうれしかった。
でも、それに続く文面には「薬を飲ませるのも負担だからもう飲ませなくてもいいって言われちゃった。遠まわしに宣告されてるようなものだよね。」とありました。
それでも、自分が不安そうにしているのを感じ取る子だから、泣かないで明るくするって。
切なくて苦しいですね・・・

友人が元気が出るような言葉は送れなかったな・・・
状況も気持ちも痛いほどわかるから。

ただ、心の中で友人とパートナーの幸せを祈るだけです。一緒にいられることが幸せであるように。

この春の震災では大切な存在と離ればなれになった方がたくさんいるんですもの。

自分にも言い聞かせます。看病ができるって幸せ。たとえその時が来ても、看取れることは幸せ、看取ってもらえることは幸せだと。

「どんなときでもカプリのそばにいてあげることがいちばん」