~第45回全国高校総合文化祭紀の国わかやま総文2021~
開会式にりら創造芸術高校からも生徒が出演しました🌟
開会式では「梁塵秘抄」という作品を制作させていただき、
昨年からのプレ大会の発表に引き続き、パワーアップさせて、本番に挑みました。
第3章で吹奏楽の演奏に合わせて赤と白の衣装でパフォーマンスさせてもらっていますので、
大会HPから当日の映像が配信されていますので、見て頂けると嬉しいです
この作品を踊ることになり、最初に梁塵秘抄という曲を聴いたときは、
本当に作りきることができるのか、とても悩みました。
吹奏楽用の何十ページにも及ぶ楽譜を読み解くことから始め、
まず自分が伝えたいメッセージ、そして展開。
考えれば考えるほど、奥が深い作品で、
実際に熊野古道へも何度か足を運び、空気を吸い、曲を聴く。
この熊野古道を一体どれだけの人が歩いてきたのか。
そして生徒たちはこの作品を通して何を学ぶのか。
やってみないとわからないことだらけのスタートでした😳💦
人は何のために生まれ、何を信じ、何を恐れ、どうやって道を切り開いていくのか。そんな心情をシナリオとして生徒たちには渡しました。
ひとりひとり考え方は違っていいし、何かに気づくタイミングもバラバラでいい。ただこの7分間を踊りきる間に自分の心と向き合い続けてほし。そんな想いをこめました。
本当はそんなしんどいことしなくても、生きていけるんです。
深く考えなくても、見て見ぬふりをしても、自分の事だけ考えても、今をなんとなく生きていくことはできるんです。
でもせっかくだから。せっかくこの学校に入学して、この授業を受けて、この作品を踊るタイミングに出会ったから。挑戦してほしかった。
去年から取り組み、泣き、笑い、壁にぶつかり、また進む。
一日、一か月、半年、一年と取り組むうちに、ものの見え方がまた変わってくる。
前はこう思っていたけど、今はこう捉えられる。
そんな生徒たちの言葉が飛び交うことが嬉しくて、この作品を一緒に作れてよかったなって、いつも感じていました😊
舞台は生もので、その場の会場全体の人が出演者で、演じている人も、お客様も、心が一つになった瞬間、目に見えないパワーが会場を取り巻いていきます。
今回もその瞬間に立ち会うことができて幸せでした。
またひとつ。
心の引き出しに入れて置ける想い出ができました。
これからもイベントや出演が続くりら高校ですが、今年度もあと半分!! 楽しみたいと思います。
【メディア掲載情報📰】
第45回全国高等学校総合文化祭 紀の国わかやま総文2021の総合開会式の様子が各種ニュース、新聞で報道されています
本校生徒は、第3部の開催地発表をナビゲートするリードダンサー役と、県立向陽高等学校吹奏楽部の演奏に合わせ創作舞踊「梁塵秘抄」を披露いたしました!
🌟NHKニュースWEB:https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20210731/2040008934.html (動画)
🌟読売テレビニュース:https://www.ytv.co.jp/press/kansai/107719.html (動画)
🌟関西テレビニュース:https://www.ktv.jp/news/articles/02b09e14_fa6d_4f1b_ac52_a9bd16243a78.html (動画)
🌟読売新聞:https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210731-OYT1T50337/
🌟朝日新聞:https://www.asahi.com/articles/ASP706GMNP70PTFC00C.html?iref=pc_ss_date_article