本日の映画「ナチス第三の男」 | 小日向イオリーの風車羽音

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おはようございます。本日の映画「ナチス第三の男」
2017年、イギリス、フランス、ベルギーの戦争映画になります。

第二次世界大戦下にヒトラー、ヒムラーに続きドイツで権力を築き上げて
きたラインハルト・ハインドリヒ生誕秘話とチェコスロバキアのハインドリヒ暗殺計画
の二部構成で人間ドラマを描いている。

そもそも自分は戦争の歴史をよく知らなかったりします。話の構成は上記にある
ように前半はハインドリヒの生誕秘話と活躍、後半はチェコスロバキア軍のハインドリヒ
暗殺計画の始まりを描いている。ハインドリヒは海軍を不名誉除隊されその後にナチ党のリナと結婚してから功績を上げていき昇格していきます。印象に残っているのはハインドリヒの
ユダヤ人に対する思考ですね。軍を率いてユダヤ人を集めて堂々と銃殺刑をします。
抵抗する事が出来ず無残に殺されていく姿は辛い。でもドイツに対する愛国心は
凄いものがあります。

後半ではハインドリヒ視点では無く派遣されたヤンとヨハンとゆう兵士が
プラハに送られて綿密な計画を遂行していく。後半は人間ドラマだけではなく
銃撃のアクション、サスペンスの要素もあります。全体と通して観るとハインドリヒ
の悪魔の思考と言いますか残虐な行為に相反する正義の存在もあります。
この手の作品をあまり観ることが無いので他の作品との対比が出来ませんけど
戦争中に独裁し権力を振りかざした歴史上の人物を知るきっかけになる良き
映画だと思います。それじゃあ~