本日の映画「1922」 | 小日向イオリーの風車羽音

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個人的な観た映画の感想レビュー、ごく稀に日常の事を書いてます。

こんにちは、本日の映画「1922」
2017年、アメリカのサスペンスヒューマンドラマになります。
ネットフリックス配信の作品ですね。

主人公のウィルフレッド(父)は1922年に犯した犯罪の事を1930年にホテル
で振り返っていた。1922年、ウィルフレッドはアルレット(妻)、息子(ヘンリー)
と農場を営み生活をしていた。しかし...妻は農場(土地)を売り払って都会の生活を
したいと言っててウィルフレッドと対立していた。更に息子のヘンリーに恋人シャノンが
出来たので同じく拒絶されたのです。アルレットは弁護士を雇い何としても売り払おうと
するのでウィルフレッドはヘンリーとある行動に出る。それがもたらす結果が
どうなるかも知らず...。

この作品は一見ホラーに思えてしまいますがまるで違います。
ホラー色でサスペンス風のヒューマンドラマなのです。
スティーブンキング原作で何とも後味が悪いと言いますか救いようが
ない結末を迎えます。当時は農場の土地を銀行などが恐喝
している時期があったのでしょう。ウィルフレッド土地を売りたくない
のだった。それに反発した妻と息子の意見の食い違いが巻き起こす
不幸な出来事ですね。息子は父が好きで恋人が出来るまでは慕って
いました。

一応、ホラー的な演出はありますが、崩壊していく家族関係の
ヒューマンドラマがメインになります。この時は正しい判断をした
と思っていてもそれは後々から間違った選択をしたんだなと気が付きます。
人はそれを知らずに行動に移すので知る由もありません。
「人生はやり直すことは出来るが、それで失ったものは決してもどる事は
ない」堕落してこうすれば良かったと知っても現実は変わりません。
先に進むも停滞するも本人の心次第ですね。それじゃあ~