Bスポット療法とは
なんぞやの方に
説明しよう☝️
上咽頭擦過療法
(EAT:Epipharyngeal Abrasive Therapy〈イート〉)
これがBスポット療法の
正式名称
1960年代に東京医科歯科大学耳鼻咽喉科の堀口申作名誉教授により提唱された治療法です。
当時は
治療する部位:
鼻咽腔(びいんくう:Biinnkuu)
の🅱️を取って
Bスポット療法(鼻咽腔(上咽頭)塩化亜鉛塗布療法)と呼ばれていたそうです
上咽頭摩擦療法って
いうくらいだから
字の如く上咽頭にかかわるわけね
まずはどこ?とお思いかもなので
位置から
上咽頭は
鼻腔の後方に位置してます。
(下方に画像を拝借してますので位置をご確認してみてね)
左右の鼻の穴から吸い込んだ空気が上咽頭に
合流して、
(気流が変わる部分にあるため、鼻から侵入したホコリ・細菌・ウイルスが付着しやすい場所☝️)
、中咽頭へと続く空気の通り道です。
鏡の前で口をアーンとあけると
見える口蓋垂(のどちんこ)の向こう側の壁が中咽頭。
その上が上咽頭、中咽頭の下が下咽頭です。
そして
中咽頭と下咽頭は食物と空気のスクランブル交差点なので
表面は口腔内とおんなじ
割と丈夫な
扁平上皮なの。
上咽頭は空気の専用通路であるので
鼻腔や気管と同じ
表面は繊毛上皮。
同じ鼻の中でも
上皮が、違うのよね。
ここから大事よん
上咽頭の表面は
繊毛上皮細胞が、覆っていて
その間には
なんと!
多数のリンパ球が入り込んでるの。
だから上咽頭そのものが免疫器官としての役割をしてるので、
大事なとこ
そこが
上咽頭。
厳密に言えば
その上咽頭の上には
下垂体というホルモン分泌に大事なものがあるのです
が故に
上咽頭は神経つぼみたいなもの
そこをBスポット療法で
擦ったり突っついたりと
慢性の上咽頭炎による静脈路や、リンパの通路の鬱滞を緩和することによって
全身状態を
改善するかもしれないと
言われてるみたいです
やっと部位の話が終わった
で。
上咽頭が
そこがなんなのよ。
と
おもいますよね。
上咽頭に炎症があると
(もしかしたら.....下記にあてはまるかも
知れないわけなんです)
もちろん、他の疾患からかもしれないので
これもあるかも?
くらいで聞いてくださいね
【慢性上咽頭炎の症状】
A 頭痛 咽喉頭違和感 咽頭痛 後鼻漏 首や肩のこり 慢性咳嗽
⇒ 慢性上咽頭炎そのものの症状(上咽頭の炎症による痛み・膿汁流出・放散痛によるもの)
B 慢性疲労 めまい 慢性の疲労 起立性調節障害 全身痛 機能性胃腸症 過敏性腸症候群 機能性ディスペシア 不眠⇒自律神経・内分泌系異常による症状(上咽頭における静脈うっ血・脳脊髄液うっ滞による脳幹視床視床下部の循環障害説)
C IgA腎症の急性増悪、掌蹠膿疱症、反応性関節炎⇒自己免疫障害(扁桃病巣疾患と同じような免疫障害)
参考 1) 別冊Bio Clin. 2016;5(2):p82-87. 2) Hotta:Immunol Res. 2017;65(1)p66-71.3)口腔/咽頭科.2018;31(1)p69-75. 4)アレルギー免疫 2018;25(6)p794-801
上記他には
そこで私は
この中の後鼻漏に
着目したわけです✨
術後から
ずっと
この、後鼻漏に悩まされとります
しかもBスポット療法は
ちょい脱線しますが
5月半ばにコロナにもかかり
他に調べ物していた中に
新型コロナウイルス感染症の後遺症として
もしかしたら
効果あるかも?
と
下記症状が
あがってました
(上咽頭炎があればもしかしたらです)
- 倦怠感
- だるさ
- 疲労感
- 喉の違和感
- 咳
- 頭痛
- 集中力の低下
- めまい
- 耳鳴り
- 動悸息切れ
- 嗅覚障害
- 味覚障害
あ。脱線したので
コロナ話は置いといて
元に戻します。
ながくなったので
この上咽頭にこのBスポットが
何するのか?
を
次にお話ししますね
すいません長々と
お付き合い頂いて
続く
焦らしてるようですんません。