元気過ぎて困りモノの義母 ![]()
こっそりと二階から降りて来て除雪を始め
たり、400m先にあるコンビニにリュック
を背負って買い物に行ったりしている ![]()
慣れない場所で滑って転んだりしたら困る
ので、一人で外に出ないでくれと言っても
「うるさい❗️ 大丈夫だ❗️」
そう言い張って、人の目を盗んでは出て行
くので、義母の長靴を隠してみたのだが、
そしたら私のスノーブーツを履いて除雪を
し出したのには仰天した
(ギョエ)
外出後には腰が痛い、ここに来
てから足が弱くなった
と
愚痴をこぼす。
90歳まで大病せずに、普通の生活をして来
たこの人
は、元気な事が当たり前であり、
世の中には介護が必要な人達がたくさん居
ると言う事を分かっていないようである。
花子
の事もちゃんと理解してはおらず
「花子はいつまでヘルパ
ーさんとやらに、お風呂
に入れてもらうんだ?」
「ずっとだよ」
「それは困ったもんだな」
「………」
アンタのほうこそ困ったもんだよと心の中
で、いつものように叫ぶ私 ![]()
話しは私の実母の事だが。
現在94歳。
4年前に胃ろうの手術をして寝たきりだ。
いつどうなってもおかしくない状態なの
である ![]()
(術後余命2年と言われて4年
)
70歳頃にうつ病を患い、自殺未遂を起こし、
精神病院で脳出血になり、脳外科に転院。
その後リハビリ病院→老人保健施設→特別
養護老人ホームと移り、そこで脳梗塞にな
り、また脳外科を二箇所経由して終末期の
病院へ。
まさに医療介護施設のコンプリート制覇で
ある
(賞品は何も出ないが)
私は義母を実母の病院見舞いに同行させて
みる事にした。
同世代の寝たきり老人ばかりがてんこ盛り
の場所に連れて行けば、少しは自分の健康
に感謝して、考えを改めるかもしれないと
思ったからである。
病室に入り、私の母に呼びかける義母。
「お久しぶりです。
頑張って下さいね」
(よそ行きの声をだす)
寝たきりでミイラのような状態ではあるが
アタマはしっかりしている実母。
相手が娘婿の母親と分かったようで、懸命
に首を縦に動かそうとしていた。
病室の中は同じような状態の老人ばかりで
周りを見渡し、凍りついた表情の義母![]()
であった… (何か心に響いたか⁈)
帰路に向かう車の中で義母は
「お母さんは血圧高かっ
たのかい⁉️」
「糖尿があるから、血圧
より血糖値が高い」
「私は高血圧でずっと薬
飲んでるからね」
そんなの何十回も聞かされて分かってるよ
と心の中で叫ぶ ![]()
5分ほど経つと
「で、お母さんは血圧高か
ったのかい?」
「だから血圧より血糖値が
高かったの」
「普段なにを食べてたんだ
ろう? やっぱり食べ物
から来てるのか?」
健康食品オタクで、人一倍食べ物に気を使っ
ていた実母なんだが。。
そしてまた5分ほど経つと
「やっぱり血圧高かった
のかい?」
「糖尿だから血糖値が高
いんだって‼️💢」
義母のアタマの中は高血圧の自分の心配で
いっぱいのようだ ![]()
家に着くまでに、この同じ会話が6回は繰
り返されたのだった ![]()
さすがの義母も、少しは己れの健康に感謝
をするだろうと思ったのだが…
「アンタのお母さん、昔は
元気だったのに」
「そうだね…」
「どうだ婆さん!自分の
健康に感謝だろうが!」
「はいはい!そうだな!」
「少しは反省したか」
「……だけど人間、あ
んなんなった
らお終いだな」
「ババア!な
なんて事
言うんだよ⁉️」
この姑のアタマの中の辞書には反省と
感謝の二文字が無いと言う事だけ
がハッキリしたのは、実母の見舞いに同行
させた唯一の収穫であったのだった。。
鬼ババアめ

豆をまくから、どっか行ってくれ〜 ![]()
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