どうも。

コトダマが意外に人生に響くとは

そんな事が還暦になってから

気づいたところで 引き返せない

後悔だらけの むらさき納言です ニコニコ























春になり、選抜高校野球大会も終わり

本格的にプロ野球も開幕しましたね ニコニコ




MLB もあって、日本人選手達が活躍して

行くと思われます♪




オリンピックも開催されるんでしたっけ?

スポーツの話題が今年も多いかと思います。





私はこの時期になると、スポーツが楽しみな

気持ちもありながら、少々複雑な心境になる

事もあるのです 真顔




それは多くの子供達が、本格的にスポーツを

始める登竜門、スポーツ少年団に

あった闇を垣間見てしまったからなので

あります… 予防
































我が家の子供が小学生になり、しばらくして

少年団に入りたいと言い出した 真顔




当時 暮らしていた地域の少年団には


野球少年団』

『サッカー少年団』

『ミニバス少年団』

『柔道少年団』があり


スポーツが好きな子供は、男女問わずに

少年団に入団していた。

       (ちなみに我が子はサッカー少年団)




先輩ママさん達から話しには聞いていたが

少年団に入るなら多少の覚悟が親

に必要であると言う、半ば脅しの

ような噂が蔓延していたのであった予防




毎日の朝練習から始まり、放課後は勿論、

土日祝日は練習試合があり、夏休み冬休みは

練習以外に遠征がある。




子供本人も忙しいのだが、親達は何かと駆り

出され、当番が割り当てられるのだ。




試合会場までの子供達の引率、送迎の他に

補給食や水分の用意、監督やコーチの弁当の

手配まで分担していた。



「そういうのは苦手だわ びっくり


 「仕事があるから無理 凝視



子供が入団したいと言っても、説得して諦め

させる親達もわずかに居たのだが、私を含め

殆どの親達は、期待と言う名の欲

負けて入団をさせてしまうのだった 予防




もしかしたらスポーツの才能が花開き、

素敵な将来が待っているので

はないかと言う幻想に惑わされて

しまうのだろう…

      (そんな未来はほんの一握りの子供だけだ)




親にとっての多少の覚悟とは、休日が無くな

る事だけでは無く、もっと大変なのは子供の

運動能力の差である。




頭角を現して来る子供達は、次々と試合に

出してもらえるようになり、しばらく経つと

Aチーム、Bチーム つまりは一軍選手と

二軍選手に分けられて行くのだ 真顔

  (令和の現在でもこのシビアな状況はあるのかな?)




そうなって来ると、親達も一軍の親、二軍の

親と固まるようになって行き、なんとなく

一軍の親は鼻高々な様子になり、二軍の親は

控えめな感じになって行った…




ここまで読んでみて、察しが付いた読者の方

も居らっしゃると思うのだが、そのとおりに

私は二軍の親でした 泣き笑い




二軍仲間のママ達での会話で



えー「自分の子供が試合出てないのにチーム

  の応援てさ、なんだかなって感じ」



凝視「うちの子、ベンチ暖め隊なのに

  私は当番だから一軍の子達の世話よ」



予防「一軍のママ達に、ベンチの二軍の子達

  が騒いでうるさいって注意されたよ」

   (試合出ないからヒマなんだよなぁ汗)




二軍の母達の愚痴が止まらないのが

悲しくもあり、情け無くもあり…悲しい




こうした状況もあり、早々に退団する子供が
何人か出て来るのだが、中には負け犬みたい
に思われるのはイヤだとハッキリ言うママさ
んも居て、子供が辞めたいと言い出しても、
叱咤激励し無理矢理続けさせる家庭もあり、
私はヤクザな世界に入ってしまったと心の中
で呟いてしまう日々だったのだ…予防



我が子は、仲良しの友達が居るから楽しい、
試合は出ると緊張するから出なくていいにやり



もっとヤル気出せよ!と一喝したくなるのだ
が…悲しい
そんなところは私に似てしまったので、どう
しようもないっちゃあ、それまでだあせる



今となってはどうでも良い、しょうもない
悩みであり、我が子が元気に過ごしていた事
に感謝をする事も無く、只々周囲に流される
本当に嫌な親であったと後悔してしまう悲しい





そんな中、幼稚園から付き合いがあったママ
友の中山さん


チュー「少年団、羨ましいわぁ! うちの子
  運動苦手だから入りたくないってあせる
  応援に行くの夢だったのに…」


知らんぷり「そりゃあ試合に出られればねぇ…」



よその子供の応援しなくちゃなんないのって
ある意味、屈辱なんだがな…


そんなわる〜い感情にまみれてきた自分が
当時はマジで苦しく思ったものだ 真顔




中山さんちの涼介(りょうすけ)くんにっこり
心臓に疾患があり、体も小さめだった。
運動は苦手だったが、絵を描くのが好きで
なかなか上手だったのだ。



でも、お母さんはスポーツが大好きな人であ
ったので、少年団に関わる事が出来ない事を
とても残念がっていた… 真顔







少年団に入り2年くらい経った頃、二軍の
選手から一人、二人と一軍の試合に出しても
らえる機会が増えて来た。



二軍仲間の勇輝(ゆうき)くんニコが一軍の試合
に出る事になり、勇輝くんのママは嬉しさの
あまりに大緊張になってしまったあせる
試合が始まり、我が子の活躍を祈るような
気持ちで見守っていたのだが…驚き



しかし、恐れていた事が起きてしまったの
だった…








この続きは次回に。