「殺して食べる」再考を― 海外のグループが私たちの動物問題啓発活動を紹介してくれました。 | Circle on the other side

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動物と人間と私と・・・

"International Animal Rescue Foundation" という海外のグループが、私たちのやっている動物問題啓発活動を紹介してくださいました。


海外からは、日本人は皆捕鯨に賛成して、クジラやイルカの肉を食べているように思われていたり、アジア人は犬や猫の肉を食べていて野蛮だと思われていたり、色々と偏見があるようです。

このグループは、そういった差別的な偏見を払拭するために、アジアの、日本人のアニマルライツ活動家である私たちの活動について取り上げてくださったのです。

 
ほとんどの日本人は、そういう動物の問題についてあまり知らない、事実について詳しく知らない、

そして、気付いている人の中には、きちんと事実を受け止め、このような残酷で不必要な行為に反対していて、その行為をなくしていくための行動を起こしている人たちもどんどん増えてきていることを、きちんと伝えておきました。


私なんぞこうして取り上げてもらうのも申し訳ないくらいの、カスみたいな人間ですが、そんな自分にも出来ることを続けていきたいと思っています。


全文はこちら★
捕鯨のことだけではなく、アニマルライツ全般について話しています。

http://speakupforthevoiceless.org/2014/01/29/animal-rights-in-asia-meet-vivian-japan/


英語でしか文章を書いていなくて、全文訳をする時間がなくて、訳は載せられていません。

いつか時間ができたら載せたいと思います。

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ある日本人の影響力のある(実際はないですよ)アクティビストでありデモンストレーターであるVivianと彼女の仲間たちは、虐待される動物たちの問題について、傑出した献身的行為と思いやりの心をデモで表してきている。

(下記に彼女のコメントより一部引用)


”環境と動物の保護のために、日本は捕鯨を今すぐやめるべきだと考えています。
調査捕鯨は、利権とほんの一部の人たちのための莫大な利益のために、私たちの税金を使って継続されてきています。需要が低いために鯨肉の多くは余っています。
捕鯨は不必要なのです。

これからは、今までやったことのないような色々な活動にも挑戦していきたいと思っています。そしてその目的は、単に動物への虐待を止めることだけでなく、現在の大量生産・大量消費・大量廃棄(破壊)経済を変えていくことです。


命が尽きるまで、私は犠牲を減らすために闘い続けます。"



 Vivian – A Japanese influential activist and demonstrator Vivian and herfellow friends have demonstrated outstanding commitment and compassionto many abusive animal regimes . A few quotes from her :

 I think Japan have to stop whaling now for conservation environments andanimals. Whaling is continued with our taxes for political concessionsand just for copious profits for only few people. Many whale meats aresurplus cause low demand, so it is unnecessary.

I want tochallenge many things that I never done before from now and my aim isnot only to stop animal abusing but also to change current massproduction, consumption, destruction economy”.

I will fight until my life is end for reducing sacrifices... !


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また、国際司法裁判所(ICJ)による、日本の調査捕鯨中止の判決を受けて、毎日新聞に私の敬愛する方の記事が載せられました。

嬉しかった。。

ベジ漫画なつみさんより
http://vegemanga.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/vegans-21c4.html

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「殺して食べる」再考を


捕鯨中止を命じる判決のニュースを聞いて、うれしく思った。
菜食主義者だからではない。これで動物が殺されなくて済むという率直な感情だ。
食べなくても済むのなら、無理に殺さなくてもいいと思う。

肉、魚、卵、乳製品など一切の動物性食品を取らない完全菜食主義者だが、3年前まではその対極にいた。
焼き肉店を経営し、肉は普通の人より数倍多く食べていた。
ところがペットを飼おうと、ネット検索していたところ、捨てられた犬猫の最期を映した動画を見てしまった。
その日から肉を食べないという選択をした。
自分の気持ちと仕事との矛盾に2年間悩んだ末、店を閉じ、菜食レストランを始めた。

食べ方を変えたら、生き方が変わった。
動物愛護や健康だけでなく、環境、飢餓と問題意識が広がった。
畜産が大量のメタンガスを発生させ、いかに地球環境を悪化させ、また穀物と水の大量消費で地球の食糧を食い尽くしているか。
強い危機感をもつようになった。

日本人よりはるかに多くの肉を消費する欧米の人が、環境保護の象徴としてクジラを守れと言うのなら、大きな矛盾だろう。
そもそもクジラを殺すのが残酷なら、牛、豚を殺すのが残酷でないわけがない。

だが、何を食べ、何を食べないかは、地域や民族によって違う。個人の自由だ。
肉食をする人に、菜食主義を押しつけようという気持ちは全くない。

菜食レストランと知らずにうちの店に入って、「カルビ丼」を食べた一家が、
2度目に来店して始めて大豆たんぱくで作った「焼き肉」だったことを知ったという例もある。
菜食は決して修行食ではない。おいしくて、楽しい。

動物を殺さなくても済むのなら、その方がいいということに気付いてもらうきっかけになるのではないかと思う。

食べることは、生きることだ。人間は動物だけでなく、植物を含め多くの命を奪って生きている。
食べることは、その生き物の情報を受け継ぐことだと思う。
幸せな情報を受け継ぎたいので、米、野菜、調味料のすべてで無農薬、無化学肥料にこだわっている。

今回の判決が、食べることの意味を考えるきっかけになればいいと願っている。




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★関連記事
犬猫保護団体もイルカ漁反対に動き出す 「イルカ漁をやめてください」の要望書を連名で提出
http://ameblo.jp/vivihappieta/entry-11770237755.html



下記に、捕鯨についての記事をまとめました。

―以降に続くピンク色文字は私のコメントです。

●楽天が鯨肉販売を禁止 イルカも、全店舗に通達●
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140402/biz14040217110020-n1.htm

2014.4.2 17:09

 楽天が、運営するインターネット仮想商店街「楽天市場」の出店店舗に、鯨肉やイルカの肉の販売を全面的に禁止する通達を出していたことが2日、関係者への取材で分かった。

 楽天は、日本に南極海での調査捕鯨をやめるよう命じた国際司法裁判所(ICJ)の「判決を踏まえ、社として判断した」と説明している。

 楽天によると、禁止したのは鯨やイルカの部位を用いた製品で、肉だけでなく皮や脂、骨などのほか、これらを使った加工品も含まれる。

 通達は1日に全ての出店店舗にメールで送信。店舗向けのガイドラインに「禁止商材」として加えたことも通知し、4月30日までに該当商品を全ての出店ページから削除するよう求めた。

 楽天市場は、4万店舗以上が出店する国内最大のネットショッピングモール。


●<クジラの雑談:第8話>
Greenpeaceより

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/archives/ocean/blog/30416/

多くの日本人が「捕鯨は日本の伝統だ」と言います。ところが、南極での捕鯨は1934年に始まったもので、日本の伝統とは一切関係ありません。それどころか、私たちが思っている伝統的な捕鯨像とはかけ離れたもので、自然環境を犠牲にしながら「発展」ばかりを叫んだ高度成長時代の産業の一つだったのです。

南極捕鯨はノルウェーから輸入した捕鯨技術を使い、砲手もノルウェー人という輸入技術で始まりました。目的は、戦争のための外貨を稼ぐためにクジラの油をとりたかったからというもので、クジラの肉はすべて欧米諸国と同様に廃棄していました。「クジラの肉はすべて利用していた」というのもこのころの南極捕鯨には当てはまりません。

戦後の食糧難の時代には、油を目的としていた捕鯨が肉を主目的としたものに変わり、他の諸国が捕鯨から手を引いていくにつれて、日本は南極海での産業的な捕鯨を拡大していきます。

南極捕鯨で日本を含めた諸外国が「発展」という名の下にクジラを大量に捕獲し南極環境を破壊してしまったのです


●調査捕鯨は即刻中止すべし●
日本の評判を落とし、農林水産省と反捕鯨団体の懐を潤す
だけ
2009.12.24(木) 米本 昌平
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2417

以下一部抜粋ー

「科学の名を騙る商業捕鯨」との非難

 現在の大型野生動物の調査方法は、発信器を付けて行動を追尾するのが普通であり、後は偶然死体が見つかるか有害駆除された死体を研究するのが一般的で、研究目的での殺害は禁じ手である。この意味で、毎年400~500頭もの鯨を研究目的で殺害する日本の調査捕鯨は、全く異質の存在である。

 このような形態を取っている理由は、開始当時の大蔵省が、捕獲した鯨肉を売って船団経費を賄う仕組みであれば認めると指示したからである。つまり日本の調査捕鯨は、当初から目的と手段が逆転しており、諸外国からは「科学の名を騙る商業捕鯨」と非難され続けている。


●調査捕鯨敗訴に関するニュースまとめ●


水産庁 南極海での次期調査捕鯨取りやめへ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140402/k10013447931000.html


― どう考えても調査捕鯨はただの商業目的&利権保守目的のみでしょう。
「どういうニーズがあって科学調査をするのか」「捕獲しなくても調査が可能である」「捕獲数が多すぎる」仰る通りで、続ける意味なし。
税金泥棒。

「「IWC脱退も」推進派が決議、“捕鯨中止”判決に反発」 
News i - TBSの動画ニュースサイト
http://news.tbs.co.jp/20140402/newseye/tbs_newseye2164418.html


― あぁ、あなたたちの利益のための調査捕鯨なんですね。


鯨を「食文化」から消せというのは無理難題
http://huff.to/1hHP7wi

― そもそも「調査捕鯨」しか認められていないんだから、販売という商業的なことやってることがオカシイのは誰が見ても明白。
いい加減「食文化食文化」って恥ずかしい連呼はやめて「冷静に」なってくださいね。


[調査捕鯨敗訴] 根本から見直す機会に
http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201404&storyid=55918
「国内では鯨肉離れが進み、ビジネスとして成り立つ見込みも薄い。」
「食生活の多様化で消費量はピーク時の50分の1にまで減っている。」

― 誰のための、何のための捕鯨なんですか。


日刊ゲンダイ|調査捕鯨訴訟で“完敗” 原因は「安倍・小松」コンビだった
http://gendai.net/articles/view/news/149217 @nikkan_gendaiさんから

「安倍政権になって、日本は“強固なナショナリストの野蛮な国”“国際秩序を乱す国”と見られるようになってしまったのです」


― 幼稚で外交ベタなのは大昔から変わらないようですね・・

調査捕鯨中止の判決は、ムラ社会型日本外交の完全な敗北
http://blogos.com/outline/83607/

「日本側の「思い」は分かってくれるはずという考えで、結果的にチキンレースを繰り返し、挙げ句の果てに日米開戦となった歴史を我々は忘れてはならないだろう。米国は当時も今も日本側の事情を「分かってあげたい」とは思っていないのだ。」
「反捕鯨国の主張が根拠のない言いがかりであることは明白である。」


― なんで?どこが?日本の調査捕鯨が商業目的で科学的調査に該当してないってその通りでしょ?

    

宮城県沿岸の調査捕鯨開始、南極海でも再開目指すhttp://www.cnn.co.jp/world/35047176.html

    

2014.04.27 Sun posted at 12:26 JST

  

「水産庁は先週、北西太平洋の調査捕鯨を継続すると発表。ただし捕獲数は従来の380頭から210頭に減らし、捕獲以外の調査方法も検討するとの方針を示した。当初は22日から始まる予定だったが、オバマ米大統領の訪日に配慮して延期されたとも伝えられている。」

― 何その中途半端で意味のない配慮は。



日本の調査捕鯨に対して
提訴を求める要望書が提出されました。

カメクジラネコさんより
http://www.kkneko.com/jarpn2.htm

「絶 滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)、国際捕鯨取締条約(ICRW)および国際捕鯨委員会(IWC)決議に違反する日本の 北西太平洋調査捕鯨(JARPN II)に対し、4カ国による国際司法裁判所(ICJ)への共同提訴を求める要請書」



どうか一刻も早くすべての捕鯨が中止されますように。