6月19日は太宰治の誕生日。この日に太宰を偲び、
東京・三鷹にの禅林寺で『桜桃忌』の供養が行われました。
玉川上水で入水自殺してから没後60年という節目でもあ、昨日も多くの太宰ファンが集まったようです。
私は太宰治の作品を殆ど読んだ事がありません(;^_^A
しかし、太宰と共通する・・・というより生活する場所に共通点を見い出します。
私の故郷はまさに三鷹。それも太宰が生前まで住んでいた下連雀で生を受けました。
彼は三鷹の玉川上水で自殺というより心中。お墓は三鷹の禅林寺。
自殺場所もお墓も歩いて10分ほどですし、両場所もご幼少の頃に盛んに遊んだ所。
これだけでも太宰と共通点を感じますが、私が現在住むこの地でも代表する作品を残しています。
「富岳百景」です。私だけの勝手な解釈ですが奇妙な繋がりを感じます。
・・・でも自殺だけは繋がりたくない(^_^;)
昭和13年秋に太宰が2ヶ月間逗留していた富士山麓と甲府盆地の境にある御坂峠の宿「天下茶屋」。
昔の寂れた峠の宿の雰囲気がそのままに残ってますね。宿の先に見えるのが「旧御坂トンネル」。
太宰の「富士には月見草がよく似合う」の石碑があるのもここです。
太宰の石碑といえばもうひとつ、河口湖畔の山肌にありました。
河口湖畔にあるロープウェイのある天上山、通称タヌキの「カチカチ山」。
この中腹にある石碑。ここにも太宰の名?迷?文句の一文が刻まれています。
陽の照り返しで全く読めませんが、刻まれている言葉は
「惚れたが 悪いか」と書かれています。
短いですが何だか妙に心に引っかかる一文。
言われは別にありますが、心中自殺未遂を何度かご経験の太宰。「開き直り」とも取れるこの言葉。
新しい女性と巡り合う度に、この言葉を心の中で繰り返していたんでしょうかね?
何はともあれ波乱万丈の生き様を思い、
太宰が逗留中に眺めたであろう御坂峠からの富士を写真で見ながら私の『桜桃忌』にいたします。


