慶應義塾大学 鶴岡タウンキャンパス | vivantlimitedliabilityのブログ

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 TODAY'S
 
研究プロジェクト一
 

 

 

 クマムシ学研究プロジェクト

 

水は全ての生物にとって必須であり 、 水を失うことは直ちに死を意味しますが、 微小動物クマムシは「乾眠」 という機構によって完全な脱水時に生命活動を停止し、 給水によって速やかに活動を再開できます。
また、 乾眠時のクマムシは超低温・ 真空・ 放射線、 あるいはその混合である宇宙空間への直接曝露に耐えることができます。 これらは水の存在を前提とする細胞生理学では直ぐに説明できない現象です。
そこで、 我々は乾眠の分子機構をマルチオミクス解析並びに最先端の分子生物学を駆使して明らかにし、 細胞システムから個体レベルにおける極限環境耐性のメカニズムを理解することを目指します。

 

 高機能タンパク素材研究プロジェクト

 

 

持続可能社会の実現に向けて、 再生・ 生分解可能かつ高機能な
素材の実現が喫緊の課題となっているが、 鋼を上回る強度とナ
イロンに匹敵する伸縮性を併せ持ち、 優れた強靭性を示すクモ
の糸はその有望な候補の一つとして注目され、 産業応用も始ま
りつつある 。
本プロジェクトではクモ糸をはじめとするタンパク素材の構成
メカニズムをオミクス解析や分子生物学、 そして材料科学によ
って明らかにし、 用途に合わせたタンパク素材の設計や改変を
可能にすることを目的とする 。
 

 

 3Dセルアトラスプロジェクト

 

本プロジェクトでは、 専用技術を使用して樹脂・ パラフィンブロック中の組織形態を正確に3D撮影します。 具体的には、 カメラやセンサーを組み合わせることで、 半自動的に連続切片を取得するとともに、 ブロック面の連続写真を得ます。 それにより 、 得られた組織切片が組織全体に対してどのように位置づけされているのかを解析することが可能です。 これにより 、 今後、 他の技術では取得困難な細胞膜の情報を含む「3Dセルアトラス 」 が可能となります。 また、 組織の3D形態がわかるようにした顕微鏡データを集めていき 、 機械学習の教師データに利用することで、 3D形態がわからない過去のミクロトームデータから元の標本の形態構築や、 空間的プロテオーム解析等との連携を実現し
ます。
 

 

 環境システム生物学プロジェクト

 

 

生物が本来生育する野外環境は、 温度や光、 周囲の生物などが時空間的に変動する非常に複雑な環境です。 均一な実験室とは違い、 野外のように複雑な実環境での研究は様々な困難が伴います。 しかしながら 、 生物の真の姿を知り 、 応用するためには、 実環境下での振る舞いの理解が不可欠です。

そこで我々は主に植物を材料に、 実環境での生物の応答を理解し、 予測し、 制御することを目指しています。

そのために、 独自に多検体化した網羅的計測手法(ゲノミクス 、 トランスクリプトミクス 、 環境DNA解析など) 、 情報科学的手法、 気象データとの統合解析、 並列精密環境制御など、 様々な技術を駆使して取り組んでいます。

 

 盗機能生物学プロジェクト

 

盗機能現象とは、 他種の形質を、 遺伝子の水平伝搬を介さずに後生的に獲得する現象です。
これまで、 薬剤耐性菌に代表される様に、 形質の種を超えての移動では、DNAの種を超えた移動がその原因となると考えられてきました。 しかし、盗機能現象を示す生物では、 DNAでなく 、 オルガネラや酵素自体を他生物から流用することで、 形質を安定して獲得することができています。
我々は、 他生物の葉緑体で光合成をする軟体動物ウミウシなどを題材として、 オミクス手法を駆使しながら 、 分子レベルから 、 野外行動レベルまで多階層に渡る研究を行うことで、 本現象の分子機構とその生物進化における影響の解明に取り組んでいます。

 

 機能性RNA解析プロジェクト

我々は、 生命情報科学と実験生物学を融合する形で、 主にRNAの分子生物学、 分子進化学に関連する研究を遂行してきました。 代表的な研究としては機能性RNAの系統的な発見になります。 例えば、 実験的に集められたマウス完全長cDNAクローンの解析から 、 世界で初めて、 哺乳類に長鎖ノンコーディングRNAが多量に存在することを示しました (理化学研究所との共同研究)。 また、 生きた化石生物と呼ばれるカブトエビからマイクロRNAの新しい分子種をゲノムレベルで見出しています。 これらの新しい機能性RNAの研究と並行しながら 、 様々な形状で分断された転移RNA (tRNA)遺伝子やtRNA様の遺伝子の発見に貢献しました。 さらに、 RNA分子の制御に関わる酵素群の生化学的な性状やその分子進化についても報告しています。

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 👉TEL. +84 28 6271 2637

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