Vivant Limited Liability Company
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リハビリ中 幹細胞点滴
幹細胞点滴治療の最中にリハビリを実施します
脳梗塞(脳出血)や脊髄損傷が起こると神経回路が傷つき、手足が麻痺したり、喋れなくなったり、様々な障害が生じます。
これらの神経回路を元の状態に戻すためには、傷ついた神経を治したり、血管や神経を再生したりする自分を治す力(再生医療)が必要になります。
この力(自己の細胞)を清潔な環境下で培養することで何万倍にも増やし、点滴で大量に患部に補給することが出来るようになりました。
この幹細胞点滴は脳卒中・脊髄損傷だけでなく、動脈硬化・認知症・心不全・腎不全・神経変性疾患・糖尿病といった疾患にも効果があるという報告が増えてきています。
骨髄由来幹細胞点滴とは?
骨髄由来幹細胞点滴とは、患者様ご自身の体内にある骨髄から骨髄液を採取し、その骨髄液の中にある幹細胞を培養して大量に幹細胞を増やし、患者様のお体に点滴投与していく治療になります。
効果を高める組み合わせ治療【ニューロテック】
血管新生・神経再生を促すためには、最適なタイミングでのリハビリが必要
幹細胞点滴治療は、2つの相性の効果があるとされています。
1. 導入してすぐに効果を発揮する液性作用で、神経回路の伝達の改善が期待できます。
2. 1週間から数ヶ月かけて効果を発揮する血管新生作用。3つめの神経再生作用も同程度持続します。
この血管新生作用と神経再生作用をさらに高めるため、当クリニックではリハビリを併用しています。
脳卒中等の後遺症で動きにくくなった手足を動かすと、それに対応した脳の部位の血流量が上がり、幹細胞や上清液が集中して修復効果を高めるからです。
リハビリ中には脳脊髄損傷部の血流が30%UPします。
右中大脳動脈領域の脳梗塞による左不全片麻痺患者様の血流量の様子。
患側左手の運動時には、fMRIにて損傷部周囲(右頭頂葉)の血流の増加。
損傷部位とは反対の左脳(一次運動野から運動前野,補足運動野)の血流の増加が広範に認められました(加藤宏之.,脳循環代謝 16:290 ~ 294, 2004)。
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