THE END
池袋Black Hole
2017.4.25
俺はこの日を絶対に忘れない。
今さらカッコつけても仕方ないからありのままに書いていく。
VIVALETの曲を聴きながら綴ってる。
VIVALETはたくさんのファンの皆様、関係者の方々に見守られながら解散。
完全に出し切ったセットリスト。
VIVALETの持ち曲すべてやりきった22曲。
鳴り止まないアンコールを背に終われたこと、本当にバンドやっててこれ以上に幸せを感じたことはなかった。
何度も話し合いを重ね、何度もセットリストの変更があった。
その度に優しく対応してくれた関係者の方々にも改めて御礼を申し上げます。
この解散ワンマンを池袋Black Holeでやることが出来て最高です。
ブラホのスタッフの皆様にもここで改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。見てないとは思いますが。笑
ちなみにSEはK.S.N.U.のTHE END ver.だったね。
最高にアガるSEでしたね。あのSEは本当にセンス炸裂してると思う。
かなりハードな内容だったんですが、誰一人倒れることなくやり切れたのは皆のおかげ。
皆が自分の体力と上手く向き合ってバランス取りながら楽しんでくれたおかげ。
その点も改めて本当にありがとう。
思い出せば加入の発表をしたのもここ、ブラホだった。
加入してから今日に至るまで本当に本当に感謝しかなくて。
だからこそ解散が決まった時は悔しくて悔しくて。
でも心地良い涙を流して終われたのも本当に皆のおかげ。本当にありがとう。
本来であれば、俺たちはお前達の心の支えにならなければならないと思う。
でも俺は本当にお前達に支えられてばかりで、だからせめてライブで返していこう、その一心でいつも目の前のことに夢中だった。
少しでもお前達を支えられていたなら幸せだ。
学校や職場、家で嫌なことがあってもライブのときだけは全てを脱ぎ捨てさせてやろうと。
悲しみを忘れる為の力より、悲しみを乗り越えられる力を与えてやりたいと思っていつも全力だった。
たとえ腕がちぎれようがなんだろうがお前達が笑顔でいてくれたらそれでいいと。
そして俺のギターはワンマンで、怖いぐらいにご機嫌でした。最近トラブルもチラホラあったんだけどな。
ほんとにご機嫌にいつも以上に良い音を鳴らしてくれた。不思議。ライブハウスにはやはり何かが住んでると思う。
ギターにも想いは伝わってて、俺の想いを乗せて奏でてくれた。ありがとう、相棒。
なのに、
お前達にはたくさん苦労や心配もかけた。
あえて今だから少し触れる。
加入したその日、俺は自分の個人情報をネット上に晒されることがあった。
ツイッターでも出回った。
たくさん冷やかしや罵倒を受けた。
メンバーにも本当に申し訳なくて、何より加入で喜んでくれたVIVALETのファン達に申し訳なくて、こんな日に俺はなんで迷惑かけてんだろうって酷く落ち込んだ。
ホテルに戻って正直…汚い話だけど食ったもん全部吐いた。
本当にごめん。今まで謝れなくてごめん。ずっと言い出せなくてごめん。
それでも5人体制になって初めてライブをした名古屋でお前達は俺の名前を叫んでくれた。
そのときに改めて決めた…?目が覚めた…?上手く言えないけど、ここから全て返していくんだって。
何を失おうと、その時が来るまでこの場所は俺が守るって。
お前達の声がどんなに嬉しかったか。
そこに立つまで、正直いつか心が折れるかもしれないって思ってたんだよ。
だからこそこのメンバーとお前達と最後まで歩んでこれて本当に良かったと思ってるんだ。
本当にもっとやっていけると思ってた。
家に帰って来て改めて感じてる。終わったなって。
このバンドが終わってしまったのは誰のせいでもない。
もう限界が来てしまってた。
もうこのお前達と揃って、VIVALETを感じること…それが二度とないのが正直、控えめに言っても死ぬほど寂しい。
解散についてもさ、
加入していきなりってよく言われた。
うっせえ黙れ!俺が決めた道なんだよ!って思ってたけど。笑
道…
これから先、メンバーにもあるようにお前達にもそれぞれの道がある。
もうバンギャやめちゃうって人もいるだろうな。
うむ、それもよし。
いつの時代もこのビジュアル系を支えてきたのはお前達バンギャだよ。
バンドの評価の中にはバンギャのいわゆる"質"も含まれる。お前達のおかげで褒められること多かったよ。ありがとうな。
特に桎梏のフリとかね?笑
VIVALETのバンギャはノリが良いね、声デカいね!とかさ。
他の誰でもなくお前達一人ひとりが、VIVALETのバンギャになってくれて、そばにいてくれて嬉しかった。
お前達は本当にどこに出しても恥ずかしくないバンギャ。
どこにも出したくないんだけどなあ。
ちなみによく聞かれること
「これからりょーすけさんどうするんですか?」
これに関しては正直答えられない。
まだ考えてない、考えてるけど考えてない。
でも、またもしステージに戻ることがあればまた愛してくれ。
で、このブログまた更新することがあれば更新したいと思うし、ツイッターは動かします。
ブログ自体いつまで残ってるんだろ?消されちゃうかな?わかんないや。
他にもたくさん書きたいことある気がするし、何か言い忘れてる気もする…
でもそろそろ締めくくらなきゃ。
さてひとまず最後になりますが、
VIVALETを愛してくれてありがとう。
俺を受け入れてくれてありがとう。
月日が流れて忘れてしまっても、いつか鮮やかに思い出してくれたら嬉しい。
"明日"を待つだけの"今日"を過ごすな。
We Love You
VIVALET RYOSUKE