「先生ってクールですよね」


ある生徒さんがこう言った。


「先生って表情ですぐわかるよね」


別の生徒さんはこう言った。


どっちやねん(笑)



相手によって使い分けているつもりもない。


その時その時、何に対して反応したのかによって違うんだろう。


わたしもその時その時の現れでしかないから。



その昔、覚醒したいとか悟りたいとか真剣に思っていた。


だから「わたし」はがんばった。



その結果、今はその覚醒してるとか悟っているとかいう言葉が成立しないと知っている。


そのようなある状態で固定した「わたし」などいないから。



いろいろ読んだり見たりすると、これを体感していたら悟っている、とか言われていることもあるけど。


たぶん便宜上の表現だろうなとわかる方もある。


個人が悟っているかいないかなんて、本当にどうでもいいこと。


むしろ、私は悟ったとか、あの人はどうだとか思うとしたら、それこそ悟っていないことの現れ(笑)


毎瞬透明な立体(に見える)キャンバスに、たくさんの色が現れては消えているだけだから。



覚醒したいとか悟りたいとか思っていた。


そうなったとき、世界がどう見えるのか知りたかった。


至福しかない、とよく聞いていたから。


でも至福を感じるのは「わたし」でしかない。


「わたし」に悟りはない。


始めから悟りの世界があるだけ。




特に書きたいこともないな、と思っていたのに、開いてみたら自動で書き上がりました(笑)






チューリップって、生けてからもどんどん丈が伸びるの。


3日後がこちら。





毎回その生命力にびっくりしますチューリップ