エレクトーン指導者協会に復帰しました。
今日は1年・・いや1年4か月ぶりくらいに指導者協会に復帰しました。
1年前大きな大会の後、卵巣嚢腫の激痛で腹痛・・・入院・・手術・・を経た後の再発で、私はもう何も考えられなかった。
ただただ信じがたい現実とどう向き合っていこうか?考えるだけだった。
手術も何度もしたため、もうこれ以上手術をしたくない・・・しない方がいいですね。というお医者様の言葉に、無理をしない生き方をするしかない。そう思った私は、この指導者協会を休会したのでした。
そうして何か月か・・・今思えばぐうたら寝てばかり・・・あまり良いことは考えられずに、なんとなくそんな自分が嫌になってきました。
今私は、生徒さんを減らして、人に迷惑のかからないものを選んで、・・・ちょっと覚悟してほかの仕事もし始めました。
たぶんエレクトーンがあきらめられるよう・・・そんなに興味がないようなことを考えたり、重要ではないみたいなことを言ったり、ダメなら辞められるくらいの軽いスタンスで考えるようにしていました。
ところが・・・今日の復帰で、デモンストレーターさんの前は何でもないとおもうような演奏を聴いて、エレクトーンが好きと思う潜在意識に蓋をしていた・・できないための言い訳が、かさぶたのようにはがれていきました。
これこそが潜在意識に蓋をしていた顕在意識だと思うのですが・・・私にとってエレクトーンはヒプノセラピーのように、無条件で壁を取り払う道具でした。
なんのためらいもなく、心の壁もなく、音楽がダイレクトに気持ちに迫って来て、涙が止まらなくなってしまったのです。
私はエレクトーンが好きだ。それは認めてあげなくてはならない私の本当の気持ちでした。
いろいろ理由を作ってやらないことは楽かもしれないけれど、私の心は本当に純粋に音楽が好き・・弾きたいということに気が付きました。
いつの間にか私は、自分に諦めさせようとしていました。
そして、いろんな言い訳・・・できない理由を並べて嫌いだと・・・どうでもいいと思いこませようとしていました。
自分を大事にするというのは本当に難しいことです。
諦めは決して自分を救わない・・・楽な道が、自分を救うとは限りません。
周りの病気をした人も、治るためには、やはりポディティブ思考で元気でいることが治す近道になっています。
気持ちと体はつながっています。
今更ながら再確認することになった私でした。
そして、この涙は、辛かった悲しかったという思いに蓋をしていたわたしの気持ちも解放したような気がします。
辛かった・・・悲しかった・・・だから繰り返したくない・・・これからは、自分がどうしたら生きやすいかを考えながら、体を大切にできたら一番いいのだけれど・・・・この気持ちを忘れないようにしたいと思います。