2021年7/28【456】good 難易度4

天才科学者達の頭の中はどうなっているのか。
天才好きとして、これは読まねばなるまい!
と思って読んでみた、一流科学研究者たち150人以上による科学エッセイ集。


さすが一流科学者。
なかなか斬新な『視点』を持っているものである。

そういう物の捉え方があるのかと、とても刺激になる。

がしかし。

毎回思うのだが、巷にあふれる『××できる○個の法則』系の本って、○個が多すぎて(それがウリなのだろうけれど)、結局どうしたらいいのか、よくわからない(と言いつついつも読んでしまう)。
 


 



読んでいる間は「へ~!へ~!」の連続で、多くの新しい視点を知ることができ、確かに読むだけで少しは賢くなった感がなきにしもあらず。

だけど読了後はいつも

「それで?うーん、なんだったけ?」

という感じ。
私がバカなだけか。


だからこうやってアウトプットしないと忘れてしまうので、今回特に印象に残ったものを備忘録アウトプット。
 

人類は宇宙の歴史の初期に現れた生物種のひとつにすぎない。
→人類は今が最高潮!だと思いがちたけど、違うんだ。

批判的、懐疑的にものを考える習慣を身につければ、自分自身の認知力、判断力を高められる。
→自分の気に入らないこと全てを一方的に批判するのは良くないけれど、せめてそこから何かを学べるようになりたいね。

科学理論は直感に反するものばかり。そういうものが真実であることを受け入れることも、ときには必要。
→量子力学とか、確かにー!!じゃ世の中ほとんど直感に反するね。

世界は、人間の感覚では受け取ることのできない情報で溢れている。そのことをまず理解し、意識し、謙虚な姿勢で世界を見よう。
→本当だ。犬笛や赤外線だって、私達は感知できないもんね。

敢えて『低品質』が求められる『カコノミクス』

人それぞれ違う『裁量のタイムスパン』。

一方が得をすればそれと同じだけもう一方が損をする『ゼロサムゲーム』では、人は不幸になる。『ポジティブサムゲーム』なら世界中の皆で幸せになれる。
→ああ、私、いつも勝手に一人でゼロサムゲームして落ち込んでるわ。。決してそんなこと、あるはずないのに。


特に面白かった『視点』がコチラ↓

平均値を取ってもなんの意味もない(パレート分布)。
「ビル・ゲイツがバーに入ってくると、それだけで、平均では客の全員が億万長者になる。」
→あははは!これって2:8の法則のことね!


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