2020年 4/11【328】very good
難易度2


超筋肉バカによる、筋トレ人生哲学と筋トレのススメ。

筋肉は裏切らない。
仕事や勝負事は運が絡んできて努力が実らないこともあるが、筋トレは絶対に努力を裏切らない。

努力しても『成功』はできないことがあるかもしれないが『成長』は確実に遂げることができる。
努力した分だけ『数字』で明確に成長を実感できるのだ。


筋トレするとテストステロン(ちなみに著者のペンネームでもある)等の『ヤル気』や『闘争心』を向上させるホルモンが多く分泌されるので(そこがダイエットと異なるところ)、容姿の変化と合わせてダブルで自信がみなぎってくる。

そしてイキイキと自信と余裕を持って仕事に挑めば、仕事力も向上するだろう。


自宅で一人筋トレに励むよりはジムへ行くことをお勧めする。
そこでは新たな仲間ができ、人脈も広がり気遣いも学べ、コミュニケーション力まで高めることができるのだ。


様々な人間関係や自己肯定を無理矢理(?)筋トレから学ぶ本書。
全編通して半分冗談、半分本気。

いちいちオチに筋トレを持ってきながらも、今まで読んできた時間管理術や成功法則本と最終的に同じ内容に行きくところや、
読み進め
「筋トレ、いいかも」
と思ったころに
『僕は知っているぞ、君がどんどん筋トレしたくなっていることを。』
と絶妙のタイミングで合いの手が入ったりして、座布団一枚!という感じ。


筋トレによってパワーアップした腕っぷしで
『その気になれは相手をいつでも葬れる』
という全能感を得ることができ、それが心の余裕に繋がる。

心の中で理不尽野郎の生殺与奪の権利(1ヶ月で2度もこの言葉を目にするとは)を握ることができ、恐怖感もイライラも消える。

…なーんて、人によっては拒絶反応を起こすかもしれない内容もあるがこれも半分冗談、私は大いに楽しませてもらった。


本書の読者対象はきっと疲れきっている男性サラリーマンなんだろうけど、書体も大きく、口調もおもっきり小学生向け、おちゃらけた松岡修造ちっくな文章がとても面白く非常に読み易い。

が、しっかりと『人生を成功に導く』ポイントが書かれているし、結構マトモな深いことも書いてあり、平伏すことも多かった。


だって人間も所詮は動物。
目の前に立ちはだかる筋肉には本能で平伏してしまうのだからね。



あ"ー
筋トレしたくなってきた!!


🌼コメント宜しくお願いします😊🌼