2019年 11/6【293】very good
難易度2


20個のランダムな単語を5分で覚える!
前書で記憶術の面白さを知った私。
だって即効性抜群なんだもん(o(^∇^)o)♪
5分あれば自分で体験し、驚くことができるのだから…!!

前書はスパイになることを前提に、記憶術を基本としながら幅広い観察力を身に付けるものだったが、本書はタイトル通り『記憶術』そのものに特化。

方法自体は前書と同じで、+アルファで記憶力を高めるコツや、実例をさらに詳しく紹介。
図解も充実し読み易く、表紙にもあるように2~3時間程で読み終え、さらにその中で基本の記憶術を習得することがてきる。


とにかく、一度に大量の単語を順番通りに覚えるのが、簡単すぎる…(感動)!!

が。


著者は
なんでもかんでも覚えられるわけではない
 → えっ、そうなの?
初心者は記憶術を覚えたいものに適応することができない
 → それよそれ
著者は記憶力を日常生活の何かに役立てようと思っていない
 → あらま

と言う。

これは『記憶力が良い人』になる方法ではなく『記憶術を使うのが上手な人』になる方法なのだ、と。


著者も述べているようにこれは基本的に頭のスポーツなのだそう。

そもそも現代の日常生活において
『一度に大量の単語を順番通り覚える』なんて状況、それこそメモや写真を取れないスパイでもない限りそうそうないのである。


著者は幾つかの記憶術を組み合わせ練習を重ね実際試験勉強に応用し、かなりの成果をあげたという。

確かにこの記憶術の存在は絶対に知っておいた方が有利なのは間違いない。

ちょっと練習し慣れされすれば、英単語や人の名前を覚えることも格段に楽になるだろうし、記憶のメカニズムを知ることで『思い出す』スキルもアップする。


だがしかし、
だからと言って、
何でもかんでもまるで写真を撮ったように覚えることができるわけではないのだ。

そしてそれをさらに身体能力と結び付けるのは、また全然別の話なのだ。
(でもなんとか応用したいっ!)


本書は『記憶術』というあやしいイメージや変な先入観をしっかりと訂正し、正しいそれをちゃんと示してくれている点でもとても好感を覚えた。


この記憶術を体験し感じたことは、即効性が凄すぎる!!ことともうひとつ。

なんと乏しい我が想像力よ、トホホ。。

この記憶術、想像力が鍵なのです。
もっと変態的な妄想癖を習得せねば…。←どんどん違う方向にいってる


《2020年追記》
これは、しつこくもピアノ曲を楽に暗譜(楽譜を見ないで覚えて弾く)する方法を求めて読んでいます(笑)



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