2019年 5/15【232】very good

もしサメに噛られたら、
もし生きたまま埋葬されたら、
もし雷に打たれたら、
もし眠れなかったら…

そんな45通りの『もしこうなったら具体的にどう死ぬか?』が書いてある本。

あり得ないだろうけど確率的になくはないものから、SF的なものまで。
後半は死に方のネタが尽きてきたのか(そうだろな)小学生の素朴な疑問集状態(笑)。

それでもその事象をまず科学的に説明し、それが次第にどう人体に影響し最終的にどう死に至るかを、著者からの親切なアドヴァイス(?)と共に各5頁程で紹介。
思わず20へぇ~くらい声に出してしまった。

プリングルズはね、グータッチ推奨の理由はね、クジラってね…
嗚呼、無駄知識!!
ユーモアたっぷりのアメリカンジョークもかなり効いている。

実際起きるとなるとすごい確率なのに、運悪く本当にその状況に陥ってしまった不幸な人の例も多数紹介されていたり、
ハリウッド映画へのツッコミや人体の不思議のからくり、
宇宙上空深海過去未来にまで話が及び、
軽く読めてトリビア満載雑学満載!

こういう本に中高生のときに出会えば理科が好きになると思うんだけど。
一部大学レベルの内容も含むが、難しいところは飛ばしちゃえばいい。
賢くなっちゃうし(そう信じよう)実生活にはあまり役立たないがオススメである(役立ったら大変)!


ちなみに私がこの本から体験を一つ選ぶとしたら「底無し沼にハマる」を選ぶかな~


《2020年追記》
プリングルズが何だっけ?!
忘れてる~😂