2025年11/25【822】Good 難易度2

最近、怒りが爆発してどうしようもなく、
「ムキーーーーー!!!!」
となることが本当に多い(更年期か?)。

「なんとかして〜〜〜!」
と藁にもすがる思いで読んでみた、Amazonでも高評価の本。


アンガーマネジメントとは、最近よく耳にするがつまり『怒り』をコントロールする感情トレーニングのことである。

兎にも角にも、この湧き上がる怒りをどうにか抑える方法を知りたい!

「6秒間、我慢せよ」
はぁ? 
そんなことで収まれば苦労しないし。

ChatGPTに相談しても
「6秒間、我慢せよ」
だーかーらー、そんなことでこの怒りは収まらないっつーの!

そこで本書、アンガーマネジメント入門の出番である。
さぁ、煮え繰り返し我が腸を、鎮めてみせるがよいっ!

⋯⋯。
「6秒間、我慢せよ」

ムキーーーーー!!!

だから、そんなこともう知ってるって!
それに、そんなことで怒りが収まるなら、
苦労しないっつーーーーーーーのっっ!


ハッ!
いけないいけない、また怒ってしまった⋯。
まぁ、この程度の怒りなら2秒くらいで収まるけど。


そもそも。

なぜ私はこんなにも毎時毎時怒っているのだろうか。
よくよく考えてみると、その根底にある感情は

・忙しくて心の余裕がない
・思い通りに物事が進まない
・誰かと比べて焦る、落ち込む
・イライラの悪循環

ではないかと推測する。
怒りは二次感情であり、その奥には不安や焦りや疲労が潜んでいるのだ。


アレもコレもやらなくちゃ、
でも上手くいかなかったらどうしよう、
やっぱりダメだった、
ああどうしよう、嫌だ嫌だ。

そんなときにヘラヘラしている子どもが目に入ると、

「コラッ!いつまでゲームやってるの!
もうやめる?
あなたはこの前も、あの時も、
『いつも、絶対、必ず』そう言うけれど、
やった試しがないじゃない!!」

ムキーーーーー!!!

とまぁ、おおよそ私が怒るパターンはこれである。


ちなみに「過去の話」「いつも」「絶対」「必ず」は、怒りを伝えるときに持ち出してはいけないワードらしい。

あはっ、めっちゃ使ってるし(笑)

がしかし。
こう毎日毎日何度も何度も同じセリフを言い続けていては、こちらも堪忍袋の緒が切れるというもの。 ←意味のない行動だと早く気付くべし
どうしてくれよう。


アンガーマネジメント。
一体どんなミラクルなことが書いてあるのかと思ったが、なんのことはない。

心に余裕を持ち、他人と比べず、相手を否定せず、物事を多面的(ポジティブ)に考え、今ここに集中しよう。

そうやって感情に振り回されないようにする。

その「感情」は怒りはもちろん、悲しみ、ストレス、恐怖、緊張、過去への後悔、未来への不安、いろんなものが含まれる。

なぁんだ、どんな本にも書いてある、いつもと同じことではないか。
ちょっとガッカリである。


少し肩透かしをくらった反面、この押さえようのない怒りですらも、結局コントロールできるのは『自分の心』だけなのか、いや、自分の心のコントロールなら、自分でもなんとかできるかもしれない。

そう思えただけで、気持ちがほんの少しだけ楽になった気がした。


他にも、本書で紹介されていた

・自分を落ち着かせる呪文をつぶやく
・真っ白な紙や、イライラを心の中で握りつぶし心のゴミ箱に投げ捨てる等のイメージをする

といった小技も、今度怒ったときに使ってみようと思う。

というか、怒り心頭のときは冷静さを失っているため技を忘れてしまうのが難点ではあるが。


怒ってしまうこともある。
人間だもの。

一番手っ取り早い方法はそもそも『怒らない』ことではあるものの、本書の良いところは怒りの感情を否定しない点だ。

アンガーマネジメントとは『怒らないためのトレーニング』ではなく、怒りと適切に付き合い、感情をうまくコントロールし、人生をイージーモードで乗り切るためのトレーニングなのである。