フルマラソン挑戦シーズン3-44週

 

44週(2026年4月27日MON〜)

 

 

 

月曜日 自転車通勤

 

 

火曜日 休みの日 午前中走

 9.11km 80分

平均8:51分/キロペース

平均127拍/分 

ケイデンス145SPM

VO2Max 28.8

406Kcal消費

 

水曜日 

6時間ウォーキングに挑戦

朝6時出発 

コンビニでトイレを借りたり

水分やパンを購入したり

助かりました ありがとうございます

午後1時ゴールを兼ねてお花見

そこからバスで帰宅

降車の際に、足の筋肉痛に気づくびっくり

ガクガクした動きで車内移動

家までの徒歩がきつかった

 

函館マラソンのコースを中心に

歩いてみた

 

 

木曜日 自転車通勤

前日の6時間ウォーキング終了時は、

ひどい筋肉痛になったけれど

ストレッチとマッサージ

早々に就寝して、

翌日は自転車通勤ができるくらいに回復

仕事は支障なくできてよかった

 

 

土曜日

出勤  

走 2.59㎞ 20分

119kcal 平均ペース 7:55/㎞

平均128拍/分 

ケイデンス148SPM

終了時136拍 2分後100拍

36拍ダウン

VO2Max 29

119Kcal消費

 

出勤帰り

 3.65km 31分

平均8:38分/キロペース

平均121拍/分 

ケイデンス138SPM

VO2Max 29

169Kcal消費

 

五稜郭公園へ桜の様子を見に行く

ソメイヨシノは

もう散ってしまったね

 

図書館前の御衣黄が美しかった

 

 

 

 

 

 

第44週の練習

目指すフルマラソンの制限時間は6時間

とりあえず、その6時間を歩けなければ

走り続けるのは無理だろう

 

フルマラソン完走の90歳の方が

6時間ウォーキングを練習に取り入れていた

と報道されていた

 

日の出時刻が4時台になってきた

6時に出発したら、外はすっかり明るい

昼には終了

この季節はいいなぁ

また挑戦してみようと思った

 

今週走行距離 15.35km

4月走行距離 87.3km

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2026函館マラソン6.28sunまで

    あと 53日

 (5月6日現在)

 

 

 

 

 

テーマ「電話」 3

 

歌人への道 

 

 

繋がるかアドレスKの元上司滲む喧噪羽田空港

 

 

 

コメント

 

 転機や非日常の場所で、ふと、かつてお世話になった上司を思い出す。職探しに切羽詰まっていた時に救ってくれた人だ。思い出すだけにとどまらず電話をしたくなる時がある。頻度は極めて低い。電話番号が変わっているかもしれないと思いながら、羽田空港で搭乗時間までの空き時間に、公衆電話の横でスマホを操作したときのこと

 

 

思いついた言葉

呼び出し音 変わらぬ番号 待つ時間 電話番号 操作する指 通話 つながる

思い出の かつての

 

入れたい言葉

元上司(5) 羽田空港(7)

 

 

表現したいのはなにか…。私の心は何に揺れているのか…。

 実際は元上司に電話が繋がって話をした。電話番号は変わっていなくて、自分でかけたくせに驚いた。お久しぶりですと挨拶をして、相手の様子もなんとなく聞いていたら「どうした?」と言われた。「いや、べつに、どうもしないですけど、いま、羽田空港にいるんです」と答えた。本当にどうもしてなくて、報告することも、相談することも、話したいことも特にないと気づいた。

 羽田空港の喧騒が遠のいて、静かなコーナーの片隅で、全国のおみやげ物が買える珍しい自販機を見ていた。左耳だけが変な緊張をしていて、その他は手持無沙汰な状況だった。電話にまつわるそんな思い出のこと。

 

 「短歌」についての書物で「読者に飛び石を与える」と書かれていた。ある程度は想像におまかせでかまわない。しかし、まったくの自由な解釈でゴールへたどり着くのではなく、飛び石を置いて、その上をぽん、ぽんと飛ぶように作者の意図を踏んでもらうというような意味であった。

 実体験である電話をしながら珍しい自販機を見ているのでは、それを伝えきれないと思った。私がどこに一番心が揺れたのか…。

 それは、繋がらないかも?と思いながらも電話をしたかった非日常の羽田空港。緊張や勇気や不安や、過去の自分を思い返したあのひとときのことかもしれない。

 

下の句 滲む喧噪 羽田空港

「滲む」

・にじむ

・かすむ

・ゆがむ

・薄れる

喧噪(大勢の人が集まる場所の話し声、物音、人々の足音)の音に対しての使い方としては、どうなのか?と考えたけれど、心情としては「にじんでいく」感じがしたので使う。ごちゃごちゃとしているので、漢字表記にしてみた。

 お任せしますの部分が多い気がしている。羽田空港。元上司。滲んでいるのだから、退職して元上司に再就職を伝えるのか、それとも戻ってきて元上司に連絡を入れるのか、なんとなく別れの場面の気配がする。

 

 

 元上司(5) 滲む喧噪(7)羽田空港(7)

上の句は残りの5-7。この中で電話をすることを表現しなければならない

 

上の句の推敲 繋がるか アドレスKの

 電話番号が変わっているかもしれない…と思いながら、今どきは、ダイヤルを押すのでも、回すのでもない。スマホの番号をタップする。ただ、タップすると書いても何をしているのかは伝わらない。

 どんな動作をするか、もっと詳しく考えてみた。まずは、スマホの電話帳(連絡先)を開く。登録の名前をさがす。見つけたらその名前の詳細を開く。電話番号をタップする。そこで、「アドレス帳」が浮かんだ。そうだ。アドレスKだ。具体的なKを入れるリアリティ。

 これでも「電話」の連想はまだ薄い。こちらの感情も乗ってない。

 番号が変わっていないだろうか?は、電話がつながるのだろうか?とも言えるので、最後に決めたのが「繋がるか」のワード。

 この飛び石でなんとか飛んでいけそうな気がした1首。

 

 

繋がるかアドレスKの元上司滲む喧噪羽田空港

 

 

 

 

 

 

 

テーマ「電話」 2

 

歌人への道 

 

 

白髪だね 通話開始に向けられた母の目線は証明写真

 

 

 

コメント

 

 母と同居する姉が自身のスマホでビデオ電話をつないでくれた。「はい。喋っていいよ」と姉からスマホを手渡された母は真正面を見ていた。画面の私に気づくと、「人のことを言えないけれど、頭、ずいぶん白くなったね」と母が言った。私は白髪を染めなくなってから10年以上も経っている。その間、母にも会っている。今、母が私の白髪を改めて指摘したのは、「正面からの画面越しだからか」と思って作った。なかなか形にできなかった1首。

 テーマ「白」で考えていたが、「電話」をテーマにした方がよくなった。白髪を題材にした歌は多かった。(NHKテキスト掲載)

 

 

 

 

思いついた言葉

白髪 髪が白い 画面越し 今更 指摘する 真正面 白髪の親子 

さえぎるものがない 見つめる まっすぐ 一点を そこだけ 面と向かって

向き合う 母が娘の白に 目が行く 注目 切り替わる画面 画面の四角

こだわった「真正面」

 母と正面で向き合って話したことが珍しかった。真正面だからこそ、私の髪色に目が行ったのだろう。真っ白な髪の母には及ばないが、私も年齢を重ねてグレイになってしまった。白髪の娘を正面から見る母。

 ここで、母の気持ちに傾きすぎたことに気づいた。自分の感情を探ってみる。私の心がなにに揺れたのか…。

 画面に映った母がまっすぐにこちらを見ていたこと。その姿が私の心を揺らした。「真正面」を離れてみた。母の状態はまるで証明写真を撮るときの姿勢だと浮かんだ。そこで、指を折って発音する。証明写真(しょうめいしゃしん)7音だ。証明写真を使うことにした。 

 

電話とわかる言葉

 カメラ使用の電話であること。母が使い慣れていない機能ということ。どのように表現すればいいのか。指折り文字を数え、視点を変え、言い方を考える。決まった文字数で収まる言葉探しが難しくもあり、ここがポイントなのだとも思う。

 ここで、「白髪だね」の言葉をストレートに冒頭に置いてみる。1文字分のスペースを空ける手法。実際の母の第一声だ。

 パッと画面がついて相手の髪色がわかるのは、「通話開始」が画像であるということなので、「通話開始」でいけるか?と思いつく。よしよしと思う。

 画面に互いが映り、「白髪だね」と母が言い、母のその姿は証明写真を写す時のように、まっすぐこちらを見ている状況。「証明写真」を最後の句と決めたが、「白髪だね」と言ったのが母だとわかるには、どうしたらいいか。どちらが言っても不自然ではない言葉だから。

 

 

 

下の句の推敲 通話開始に向けられた

・通話開始の母の第一声

・ 通話開始に母が言う

・通話開始で私を見つめる

・ 通話開始で向けられた

母が言った言葉も、こちらを見る視線も、私に向けられているので、

「向けられた」を使ってみる

 

下の句の推敲 母の目線は証明写真

視線と目線の違いを調べる

視線…目で見ている方向、相手に向ける無釣り的な線

目線…立場、観点やカメラなどの特定の点を見る意識を指す

母の目線は証明写真とする

通話開始「に」か「で」に最後まで悩む

「に」にしてみたり、「で」にしてみたり…未来の私はどう感じるでしょうか?

 

 

白髪だね 通話開始に向けられた母の目線は証明写真

 

 

 

 

 

 

 

テーマ「電話」 1

 

歌人への道 

 

 

着信のない母に描くたいやきは葉書きの白をはみ出している

 

 

 

コメント

 テーマの白を思う。浮かんだのは、葉書きの白。葉書きと言えば、絵手紙。母が通う教室に同行し、私も道具をそろえたことがあった。しばらく描いていない。最近、電話を使えなくなった母に描いてみようと思った。

 葉書きの余白がなくなるくらい、元気が出るような春の色を使おうか。その時、先生の言葉を思い出した。「葉書きからはみ出すくらいの勢いで書くのがいい」と。

 夜中に母がこっそり冷凍庫のたいやきを部屋に持ち帰っていると姉からメッセージが届いた。同居の親族には困った事態だろう。せめて「たいやき」を大きく描いて母に届けよう。その思いで作った1首。大きな「たいやき」の絵に添えた言葉は「まだ寒い」の一言だけだ。

 

 

 

思いついた言葉  

葉書きの白 余白 絵手紙 たいやき 大きい はみだす 塗りつぶす

電話ができなくなった母をどう表現するかで考えた言葉

かけられない 通話 着信 ボタンを押せない 四角い機器 鳴らない電話

無言の 見るだけの

 

上の句の推敲 着信のない母

「の」の不思議。「~が」と書く場所でみかける「の」の使い方。たとえば、薬局のガラスに貼られている「足のつる人」の広告。「足がつる人」じゃなく「の」なのか?と毎回思う。

「の」を使うと、文が柔らかくなったり、主語の協調が弱まったりします。とAIが答えてくれた。

「着信のない母」は、母は電話を受けられないので、母の電話に着信がなくなった。また、母は電話をかけられなくなったので、私の電話に母からの着信がない。どちらにも受け取れる気がしてはっきりさせずにそのままにした。

 着信を使うことで、電話を表現できた。テーマ「白」で考えていたが、「電話」をテーマにした方が、内容の助けになってくれると思い、電話をテーマに変更。

 

 

以降の句の推敲

母に送るために書いた絵葉書の「たいやき」が、余白がないくらいに大きくなったことを言葉の順番を入れ替えて文字数を合わせる。

・母に書く「たいやき」は葉書きの余白をはみ出している

・母に出す葉書きの余白をはみ出して書く

 

 イメージは、出来上がった葉書きを見ている場面なので、状態としての「はみ出している」のほうが、あっていると思った。はみだして書くでは、書いている時の意図が伝わってしまう。

 葉書きの白がなくなるくらい、私は母に伝えたい思いが大きかったのか、と自分で気づく場面。

 

 文字数が合わないので、「余白」を「白」に言い切った。

「書く」を「描く」に変換した。

 

着信のない母に描くたいやきは葉書きの白をはみ出している

 

 

 意外とすんなりできた一首

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白 電話 NHK1・2月 

 

歌人への道 

 

 

 

NHK短歌 

   1月のテーマ「白」

    2月のテーマ「電話」で作った短歌

 

着信のない母に描くたいやきは葉書きの白をはみ出している

 

白髪だね 通話開始に向けられた母の目線は証明写真

 

繋がるかアドレスKの元上司滲む喧噪羽田空港

 

 

 

各首についてのコメントは別記