今日で、プロボウリングの2020年の公式戦がすべて終了しました。
2020年最後の公式戦『第52回 全日本女子プロボウリング選手権大会』
小林よしみプロが優勝しました。
おめでとうございます。
記念すべきプロ11年目の初優勝を、権威ある全日本女子選手権で飾りました。
これで、既に優勝経験がある姉の小林あゆみプロに続き、姉妹でのタイトルホルダーとなりました。
今大会の小林よしみプロの優勝と戦いぶりは、テレビの生中継を観ていて感動してしまいました。
決勝ステップラダーへ進出できる4名が決まる、準決勝最終の第9ゲーム。
小林よしみプロは8ゲーム終了時点で、66ピン差で8位という厳しい状況でした。
しかしながら第9ゲームで、268点のビッグゲーム。
大大大逆転で、4位に滑り込みました。
ビックリする展開でした。
そして決勝ステップラダーでは、4位から勝ち上がり。
プロ通算25勝の姫路 麗プロ、小林よしみプロと同様にプロ初優勝を狙っていた小久保 実希プロを撃破。
そして優勝決定戦は全日本方式で、下からの勝ち上がりの選手は2連勝しなければならなかったのですが、優勝決定戦、再優勝決定戦で、通算17勝の実力者の松永 裕美プロを見事に下しました。
観ていて鳥肌が立ちました。
今大会は順位変動も含めて、観ていてとにかく興奮しましたし楽しめました。
さて、2020年のプロボウリングの公式戦はすべて終了しました。
以前も書きましたが、本来ならこれで年間ランキングやシード権、個人タイトルなどが確定します。
ただ、今年は新型コロナウイルスの影響で、公式戦が非常に少なかったです。
したがって、年間ランキングなどは、2020年と2021年をまとめて1シーズンとして計算されます。
余談ですが、現在68歳の男子プロのレジェンド酒井 武雄プロは、2019年まで45年連続シードという、他の追随を許さない大記録を残しています。
来年にシード入りしても〇〇年連続という表現はできませんが、もちろん連続シーズンのシード記録が途切れたわけではありません。
酒井プロの連続シーズンでのシード記録が、継続されることを願っています。
もしも途切れたらコロナのせいです(笑)
コロナのため公式記録を2年まとめるので、2021年を来シーズンという表現はしませんが、2021年も非常に楽しみです。
そして、できれば昨年までのように、普通にボウリング観戦ができるような状況になって欲しいと、心の底から願っています。