堕天使を簡単に説明すると、”光ある神の領域から墜落した天使”という意味になります。しかし堕天使は存在していません。また『神』のお怒りや『神』の罰則、そして悪魔も存在していないのです。強いて言えば、それらの存在は私たち人間の意識の中だけに、という事になります。
本来すべてはピュアな愛のエネルギーで作られています。嫉妬や増悪は『愛』が削られた状態を意味しているのであって、そこに嫉妬や増悪などの言葉をあてがっているに過ぎません。もっと簡単に説明すると、例えば純粋な『愛』を１００％とします。しかし、何らかなのブレーキで『愛』を８０％に削ったとします。それを私たちは嫉妬や増悪といった箱にいれて取り扱っているというわけなのです。ですから、もともとは１００％の『愛』から作られている事を意味しています。
同じように、堕天使もしかり悪魔に関しても同じ事が言えます。つまりこれらの存在は、私達人間の手によって１００％の『愛』から”削って”作られているのです。そして”今ここ”のタイミングで私たちは、１００％の『愛』を削らずに”ありのまま”を受け止めれるよう訓練している最中というわけなのです。