なるべく装飾のない真っさらなお面(マスク)を使用してください(写真参照)。顔全体がほとんど隠れるものが良いでしょうと、バシャールは話しています。マスクを被って鏡を見つめてください。鏡を見つめる事を繰り返すうちに、鏡に映る自分との関連性が緩やかになり、鏡に映る自分は魂の”入れ物”、的な感覚に目覚めるようになります。これがいわゆる多くの魂が死を体験する際、自分の”亡骸”に何の感情も湧かない、”脱皮した抜け殻”のような感覚を体験している事を意味しているのだと、バシャールは説明しています。
つまりこの練習法は、死によって体験する”脱皮した抜け殻”的な発想を、物質界でシュミレートして体験する事にあります。しかしここで注意して欲しい事は、最初にネガティブ信念が沸き起こる事です。多くのカルチャーでは、お面(マスク)は真実を隠すといった意味が込められている事が多いゆえ、多くの人たちは最初にネガティブ思考を体験してゆくのだと、バシャールは話しています。しかしこれは一時的な事なので心配する必要は全くありません。最終的には、物質界にフォーカスする自分をニュートラル化させる事が出来るようになり、物質界はただのイリュージョンであって本当の世界ではない、という”事実”を自然に受け入れる事が出来るようになるでしょうと、バシャールは話しています。
