目の前にどんな事が起きようとも、全てのシチュエーションをニュートラル化させる事が可能であると、バシャールは話しています。ニュートラル化する事とは、物事の”捉え方”を自分仕様にすり替えて受け取り易い型へ作り替える事を意味しています。貴方仕様に変化させて捉えるという事は、直面するシチュエーションに貴方を100%投影し、貴方の波動へアップデートを加える事を意味しています。
ですから、パラシュート無しでジャンプする他無い、と捉えるのでは無くて、貴方のイマジネーションを最大限に利用して、物事の捉え方を変えてゆく事、これが何よりも重要であるとバシャールは話しています。
例えば、会社を首になる事が決定して今後の未来を心配する男性に、バシャールはこういう風にニュートラル化する事を奨めています。今搭乗する列車から出てポジティブ行きの列車へ乗りたい。しかし自分だけでは勇気がないので、周りに託して自分をそういったシチュエーションへ強制的にもっていったわけです。それにより、進みたい”道”へ進む手はずを整える事が出来た、という風に捉える事が出来ます。
これは、シチュエーションを貴方仕様に柔らかく型を変えてあげて取り込んでいる事になるので、勘違いし易い”言い訳”や”逃げ”等といった”正当化”とは違います。言い訳を言って正当化する方法は、そのシチュエーションの波動を受け取らずに見過ごす事を意味しています。よって、最終的には受け取って進むしか出来ないシチュエーションへと進展してゆくようになるので、まだ触り易い状態の時にニュートラル化をバシャールは奨めています。