時にはガイドと物質的に出会って教えを貰うケースもありますが、それは本当に“稀”なケースであって一般的ではありません。また、物質界にガイドが下りて来るケースについては、今のところお話する事が出来ませんと、バシャールは話しています。いずれにせよ何が重要であるかと言うと、ガイドから貰った情報を如何に自分の生活へと組み込んでゆくか、ここがとても重要となるのです。
貴方のガイドは、貴方の頭が空っぽで何にも”考え込んでいない”瞬間を狙ってメッセージを送ってくるのだと、バシャールは話します。何も考え込んでいない瞬間とは”瞑想状態”を表しています。貴方の意識はニュートラルで何の障害物も浮かんで来ない状態なので、貴方は情報をキャッチする”余裕”があるというわけなのです。
過去に舞い戻って自分自身を卑下する材料を探し求めたり、または悔やんだり、まだ見ぬ未来を心配して”予防策”を張り巡らしたりするのは全て貴方のサバイバルスイッチの仕業であると、バシャールは話します。貴方のサバイバルスイッチが起動すると、貴方はパニック思考となって、あらゆる”恐怖”のシナリオを思い巡らしながら、更なる恐怖を呼び起こしてしまいます。そうなると、貴方のガイドはとても貴方に近づく事が出来ません。この時の貴方は固く縮んでしまっていてどんな波動も入り込む”余裕”が無いだけでなく、波動が淀んでいるせいで、高次元から貴方を”見つける”事が難しくなってしまうのです。
貴方のガイドは、どんな事があろうと見晴らしの良い山頂から降りる事は決してありません。その代わり、ガイドのいる山頂へと貴方が上がってゆけば、様々な”ガイド”を受け取る事が出来るというわけなのです。