ネガティブな信念の罠20: 新しい信念を探そうとする事、または見つけようとする貴方の注意を削いで邪魔をする事。貴方のネガティブな信念は、貴方のぐらついた軸の隙間から色んな”雑念”を送って注意を削いだり、やる気を削いだりして、”やりずら”くし、貴方に諦めるようそそのかします。
ネガティブな信念の罠21: 上の罠(ネガティブな信念の罠20)は、ネガティブな信念が引き寄せているのではない、という事を納得させます。貴方の”核”となるネガティブな信念は、身を隠して決して姿を見せようとしません。ですから、よっぽどのフォーカスが無い限り、存在すら分からない場合もあるでしょう、とバシャールは話しています。
貴方の行動パターンが相変わらずネガティブで、相変わらず状況に変化が無いのであれば、それは深層に眠る貴方の信念がそうさせているのだと、バシャールは話します。しかし、深層に眠る信念の存在を知らない貴方は、”外側”の理由でネガティブな体験をしているのだと、勘違いし、自分が引き寄せているという事を全く理解しようとしません。これがいわゆる、”被害妄想”のメカニズムというわけなのです。”被害妄想”の螺旋に取り込まれてしまうと、自分以外の他人は全て”敵”と見なし、自分は”攻撃対象”である、という具合に、自分以外を責めたてて、貴方は決して非を認める事はありません。
ここまで来ると、ネガティブな現実以外の何ものでも無くなってゆくようになります。そして貴方は、何の疑いも持たずに、“この世界が全て”という風に納得し、現実=辛い・苦しいという方程式を本気で信じ込むようになります。
ネガティブな信念の罠22: ネガティブな信念等、自分の心に存在しているわけがないと、頑に信じる事。上の罠と同じように、自分に非は全く無い、外側の何かが自分を苦しめている、という捉え方をします。
ネガティブな信念の罠23: 世界の何処かにポジティブ側へ劇的に変化した人がいる事を知っていたとしても、自分には有り得ない、という具合に、自分だけは特別だと納得してしまう事。詰まり、自分には当然有り得ない、自分にはそんな素晴らしい事が起こるはずは無い、という風に、一見謙遜しているようでいて、実際には”うぬぼれ”のメカニズムを現しているのだと、バシャールは話しています。またこの時の貴方は、ネガティブな注目を浴びる事で、悲劇のヒロインを演じてゆきます。