誰もがどんな事をしようと、必ず天国へ行く事が出来るのだと、バシャールは話し始めます。例えば、“寒さ”はただ、”暖かさ”が欠落している状態をさしているのであって、このエネルギーのみでは存在する事ができません。”闇”もまた、”光”が欠落している状態に過ぎず、闇だけの世界では、闇を闇と認識する事さえ出来ないのだと、バシャールは話します。詰まり、二つの両極のエネルギー、”寒さ/暖かさ”や”闇/光”etc…は、お互いに相互関係を保ちながら”一つ”のエネルギーとして初めて存在する事が出来るという事を、意味しています。
私達は長い間、この二つのエネルギーをベツベツのエネルギーと捉え、偏った捉え方をしていたのでした。4次元密度の世界は統合の世界だとバシャールが言うように、貴方自身が統合的に物事を捉える必要があるのです。今までのような、分離的に突き詰めるのではなく、“全て”を”一つ”の流れとして捉え、そして、自分自身はあくまでもニュートラルの位置にいながら、どちらかを選択する必要が有るという事を、意味しています。
物事に対して”意味”を持たせるのは貴方自身です。終電に乗り遅れた事を失敗と捉えるか、面白い機会が出来たと捉えるかは、貴方次第というわけなのです。バシャールが言うように、貴方が物事に対して意味付けするまで、全ての出来事には意味を含んでいないと、話します。詰まり、貴方が自由に”色づけ”出来るという事を意味しています。
バシャールがあるホームレスの話を紹介しています。ホームレス(路上生活者)を見ると悲しい気持ちになったり、心が痛む人が居ますが、バシャールの話している、そのホームレスの人は、こう話します。地球全てが自分の”家”であると。何処にいようとも、心休まる”家”がすぐそこにあり、何時も充たされていると話しています。