私達の波動は常に変動しています。気分が良い時は波動がぐんぐん上昇し、またその逆に気分が優れない時や
気持ちが落ち込んでいる時は波動が下がります。こういった波動の浮き沈みは至って自然な事であり神経質になったりする事はないと、バシャールは話しています。
かと言って気分が落ち込むような事件や話または簡単に”恐れ”の感情が芽生えてしまうような環境を作り出してきた私達にとって”悩み”や”恐れ”という波動から解放される事は至難の技かも知れません。そこでバシャールが言うには、”わざわざ波動が下がる事をする事はない”と話しています。もちろん、この言葉の直接的な意味には深い意味が込められています。バシャール曰く”嫌”だと想う感情が貴方の物質的脳から来ている反応なのか、またはアストラル体の脳である魂から来ているのかを判断する事が大切なのだとバシャールは話しています。
この判断のプロセスで貴方の深層にある”信念”を発見する事になります。詰まり、貴方の"嫌”だという反応は貴方が深く信じている信念によって捻出されている感情なのです。例えば、仕事を無くして落ち込んでいる貴方に貴方の友人が気をきかせて食事に誘ってくれるとします。いつも割り勘の友人がこの時ばかりは貴方の分も支払ってくれました。貴方はそれによって”惨め”な気持ちになるのか又は“嬉しい”と感じるかは貴方の”信念”によって反応が変わってくるというわけなのです。この”信念”を突き詰め改善してゆくと”新しい波動の貴方”が出来上がってゆくようになります。至ってシンプルな解決法であると、バシャールは話しています。