記憶力は人それぞれですが、筋肉を鍛えるように記憶力も鍛える事ができると、バシャールは説明しています。歳をとれば取る程、物事を覚えずらくなるように思われますが、実は殆どの場合、心のストレスが原因であると述べています。例えば、どうしても人の名前が覚えられないだとか電話番号を覚える事が出来ない等は何らかのストレスが関連して覚える事を妨げてしまっているのだと、バシャールは話します。
子供達の中にも覚えのよい子と悪い子がいますが、彼等はそれぞれ”記憶する”プロセスが違う為、学習能力に”差”がでるのだとバシャールは言います。例えば”経験”を伴う記憶力は長けているが、教科書に書いてある事を覚えられない等です。又は、音で覚える事に長けていたり、”見”て覚える事に長けていたりする子供達がいるのです。
視覚記憶/写真記憶という特殊な記憶方法があります。教えられなくてもこの視覚記憶が発達した人達がいますが、そういった人達は大抵幼い頃に連想ゲームで遊んでいたり、空想壁のある子供達に多いのだと、バシャールは話します。もちろん、大人になってもこの記憶方法を学ぶ事は可能ですし、視覚記憶を鍛える事も可能です。
ヒトの脳は私達が認識している以上の能力が備わっており、そして底知れない可能性が広がっているのです。