信仰心が特別無くとも多かれ少なかれ貴方は”希望”という感情を持ちます。貴方の持つ”希望”の叶う見込みが無いと、今度は貴方は”運”に任せてみるようになります。そして最終的に”運”でも駄目だと考えると、貴方に”信仰心”が芽生えてくるのだと、バシャールは説明しています。そしてこの”信仰心”を信じない人達は軽蔑や蔑みといった非難心が芽生え、全てにおいてネガティブに物事を処理するようになります。こういった心の状態の人達の人生がどのような形になるかは大体想像つくでしょうが、バシャールはこういった”希望”ー”運”ー”信仰”ー”非難”の流れは全て貴方の持つ”信念”から来ているのだと説明しています。
一方、”信念”はこのネガティブな一環の流れを通り越して、”知る=覚る”という状態へと貴方を導いていってくれる強いツールでもあるのだと、バシャールは説明しています。”知る=覚る”とは一言で言うと、空気がそこにあるように絶対的にそこに存在し、不思議にも思わない100%確信するという事です。この”知る=覚る”状態に達すると、貴方の持っていた”信念”はたちまち消滅し、ネガティブに反応していた貴方の心はポジティブへと変化する事が可能となるのです。
この”知る=覚る”という状態を理解すると、貴方はこの宇宙のメカニズムを理解した事になるのだと、バシャールは言います。全ての物事は貴方が自由に選択し自由に経験を積む事が出来るという事を”知る=覚る”という事であり、貴方がここに存在し経験を積む事を”知る=覚る”という事になるのです。