服部 賢也です
今回も、日本株について、紹介しましょう。
前回のインバウンド関連に続き、
伸びている関連銘柄特集をします。
では、
外食産業は、ファストフード、ファミリーレストラン、パブ・居酒屋、ディナーレストラン、喫茶の業態に大きく分類される。
一概に「外食」といっても和食から、ラーメン、焼肉やカレーなどのファーストフードまで幅広く、各業態によってその経営環境は大きく異なる。
ライフスタイルが変化するなか、さまざまなアイデアで差別化を図ろうとしている。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中で和食(日本食)ブームが出現。いまや多くの外食チェーンは、世界展開を視野に入れている。
7550 (株)ゼンショーホールディングス ぜんしょーほーるでぃんぐす [ 小売業 ]
【業種】 外食・娯楽サービス 時価総額順位 3/157社
【特色】外食最大手。牛丼首位『すき家』が柱。『はま寿司』やファミレス『ココス』を展開。M&Aに積極的
【連結事業】外食88(2)、小売12(0)【海外】18 <22・3>
【急回復】店舗約300増(前期130増)。
牛丼勢い増し、はま寿司やファミレスも季節限定品奏功。
米国すし円安で収益膨張。
営業増益幅拡大。
助成金減。
24年3月期も牛丼軸に好調維持。
肉類相場一服感。
【共同研究】京都大と食品素材の研究開始、別の研究機関と連携も。
古巣のはま寿司から営業秘密持ち出したカッパ前社長の逮捕受け、情報管理部署設置など対策強化。
【総還元性向】24.2%(3期平均121.1%)
【増減配回数】 増4 減0 据5 無1
【四半期進捗率】 3期平均51.1% 今期32.6%(-18.5pt)
7581 (株)サイゼリヤ さいぜりや [ 小売業 ]
【業種】 外食・娯楽サービス 時価総額順位 15/157社
【特色】低価格イタリアン『サイゼリヤ』を直営展開。自社豪工場で食材生産。中国など海外事業が利益柱
【連結事業】外食100【海外】30 <22・8>
【急回復】国内は10店減(前期20減)。
コロナ影響薄れ客数戻る。
酒類提供増え客単価も上向き、黒字復帰。
ドル箱のアジアは32店増(前期14増)。より回復顕著で円安も追い風。食材高でも営業益急回復。助成金ない。
【価格維持】22年9月就任の松谷新社長が宣言。
地域別にスーパーバイザー配置し、個店の業務改善で一段効率化。
DX推進。
一部店舗で注文用タブレットの試験導入へ
【総還元性向】15.7%(3期平均33.1%)
【増減配回数】 増0 減0 据10 無0
【四半期進捗率】 3期平均―% 今期―%(―pt)
いかがでしたか?
ゼンショーホールディングは、すき家が中心。
ほか、はま寿司、ココス、ビックボーイなどを展開していますね。
米国関係の飲食業も、円安の恩恵で収益膨張。
牛丼は相変わらずの人気で、収益は維持している。
サイゼリアは、自社食材は豪州で生産しています。
中国進出が、利益を支えています。
アジア店も33店増と、海外での展開が急伸中。
営業利益も回復している模様。
いよいよ、サイゼリアでも、DX推進していく予定で、
さらに価格の見直しが期待できそうです。
今回は5回にわたって、外食産業を紹介しました。
財務等見る限りでも、営業利益が回復し始め、最高益などを出したり、
ビフォーが戻りそうな気配を感じました。
また、別のカテゴリーで国内株式を、紹介しますね~
ではでは~