『LUCY』
体重の二三%程度。これが平均的な脳の重さである。そして、この軽き脳は一日に約400キロカロリー消費する。軀全体で日々2000キロカロリー消費しているところを考えれば、脳の絶大な権力が多少わかってくる。ところで、人類の脳というのは10%しか機能していないという視点で、今、LUCYという映画がやっている。動物においてはこの数値は似たりよったりで、よく機能させているといっても、イルカの20%が最高値になる。この消費税程度の脳の使用ぶりはどこからきたかというと、火事場のクソ力ではないが、日ごろからあまりに脳を活用し過ぎてしまうと、軀に反動がきてしまうからおさえているというのが定説となっている。しかし、これは本当なのだろうか。どう考えても、
脳における消費税程度の使用率は、誰かに洗脳されているのではないか
と疑いをかけたくなる数値である。
グルジェフは19世紀にすでに頭蓋骨のなかにある三脳のバランスが悪いから、この程度のパフォーマンスしかできないと主張している。三脳がオーケストラできぬ故に、思考・感情・身体のみっつもバラバラになり、呼吸が視るに堪えないものになっているというのだ。閑話休題。脳の進化を視つめたとき、意外と盲点になるのが、無常迅速、つまりはぼんやりとする方法になる。前頭葉内側と後部帯状回なるものが同期し、何もしていないのにdefault mode networkを築きあげるのだ。LUCYは不幸にも薬で脳が開花してゆくのだけれども、実際に鍵となるのは方法ぼんやりといったところであろう。それでは。
脳における消費税程度の使用率は、誰かに洗脳されているのではないか
と疑いをかけたくなる数値である。
グルジェフは19世紀にすでに頭蓋骨のなかにある三脳のバランスが悪いから、この程度のパフォーマンスしかできないと主張している。三脳がオーケストラできぬ故に、思考・感情・身体のみっつもバラバラになり、呼吸が視るに堪えないものになっているというのだ。閑話休題。脳の進化を視つめたとき、意外と盲点になるのが、無常迅速、つまりはぼんやりとする方法になる。前頭葉内側と後部帯状回なるものが同期し、何もしていないのにdefault mode networkを築きあげるのだ。LUCYは不幸にも薬で脳が開花してゆくのだけれども、実際に鍵となるのは方法ぼんやりといったところであろう。それでは。
