…なんてロマンチックなタイトルにはしたが、今から語る内容は正直笑われても仕方のない内容だ。でも書く。ここは俺が全てをさらけ出しているブログなんだから。
2007年12月24日の夜に録音された、47分にもわたる音声記録がある。その中では、走りながらと思われる乱れた声調で、ひとりの人物が色々なことを語り続けている。全てが俺の言葉だ。この音声記録は何年先、何十年先にもずっと残していきたいと思う。
というのもこの日、実家に帰っていた俺は翌年マイカーを購入するという決断を下したことを両親にまじめな顔で報告した。すると予想はしていたとはいえ大反対を食らい、ついにキレて暴れて家を飛び出し、ありったけの暴言を吐きながら誰も居ない夜の川沿いを疾走したのだ。そのときの自分の言葉を実は全て記録していた。なぜ記録したのかはその場の思いつきでしかなかったが、それをいまから聞こうと思う。
このときキレた理由、それは積もりに積もった数々の想いがあった上で、親の何気ない言葉が引き金になったという節がある。まずさんざん言っているように「マイカーの購入」という俺の人生最大の夢。19年前からの夢がもうすぐ叶うという抑えられない高揚感と焦りは半端ないものがあった。長い長い未成年時代を終え、ようやく車を持つに相応しい時期に達したのだ。しかもそのときは車を持ってないばかりにせっかく知り合った彼女とデートにも行けず(前回に満員電車での事件があり怯えてしまったため)、毎日の通学路だって行き帰り共に長い坂を上らなければならず、いつも横を悠々と駆け上がっていく多くの車を見ながら「俺はいつまでも自転車なんかでくすぶる男じゃない」って常々ストレスを溜めていた。加えて2007年末からアパートの周辺の店が次々に潰れていくという異常な環境の中、登坂生活のストレスはまさにピークに達しようとしていた(今でも苦しいので鬱憤のあまり体調を崩している)。一方アルバイトをしたくても面接に受からず、Web収入を独学するなど遠回りの努力をし続け、貯金の果てしない道のりと時間の経つ遅さ。今でもそうだが当時は就職活動の不安も伴って、想像を絶するストレスを背負い込んでいたのだ。
そんな状態の俺が残した47分もの録音。中には忘れ去りたい言葉の数々もあるが、大切な未来へのメッセージが多く込められている。今からそれらを紐解いていきたい。