前回はビタミン点滴のお話しをしましたが、今回は当クリニックのメイン治療ともいえる

内視鏡検査」について。

多数の冊子やサイトで紹介されているお話しですが「難しくてよくわからないな…」と、思う事はありませんか?消化器内視鏡検査を中心に診療をしてきた立場からわかりやすくお話しできればと思います。

まだまだブログ不慣れな自分ですので、お手柔らかに見て頂ければと思いますが…。

 

さて、まずは内視鏡検査ってどんなこと?など皆さんから質問を受ける事をお話ししますね。まず…

〇内視鏡検査とは?

先端に小型カメラ (CCD) またはレンズを内蔵した太さ1cm程の細長い管を口や鼻あるいは肛門より挿入して、食道、胃、十二指腸や大腸の内部を観察して、場合によっては治療を行うものの事をいいます。

 

〇胃カメラと内視鏡の違いは?

 “胃カメラ”はチューブ状の管の先端に搭載されたフィルムカメラで胃の中を撮影する医療機器のことをいいます。経験がある方はお分かりだと思いますが、胃の中で撮影された写真を、検査が終わった後、医師と一緒にその写真を見ながら説明を受けます。

これと違い内視鏡検査はスコープを挿入し、光学的に形態変化(凹凸)や色調変化(カラー)を高い再現性を持って観察でき、テレビモニターに映し出して観察することができるのが“内視鏡”ですね。

 

そしてその“内視鏡”の検査には上部、と下部があります。

〇上部内視鏡と下部内視鏡とは?

・上部 消化器官内視鏡検査 のこと

・下部 大腸内視鏡 のことをいいます。

 

上部は

〇消化管内視鏡検査(経口挿入)口から小さな細いスコープを入れ、食道・胃・十二指腸を調べます。

〇消化管内視鏡検査(経鼻挿入)上部と同じで鼻から小さな細いスコープを入れ、食道・胃・十二指腸を調べます。

下部は

〇大腸内視鏡(肛門挿入)肛門から小さな細いスコープを入れ、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部を観察し調べます。

 

〇検査に関して大事なことは?

検査手順をちゃんと把握すること、検査に対して理解すること。

手順などは施設により若干異なることがありますので、各施設にお問い合わせ頂くのがベストです。

 

口からか鼻からか…「どちらのほうがつらくないの?」と聞かれることも多いです。

現在行っている治療内容や、服用中の薬の内容などにより、検査方法を希望から変更をしたり、場合によっては検査が受けられないこともあります。

 “つらそう…というイメージ”を優先するのではなく、きちんと原因を調べるための検査だと理解し、医師と相談をすることが大事な事だと思います。

 

〇なぜ検査をうけるのか?

胃がいたい、お腹の調子が悪い、など気になる症状がある場合。

何か病気があるのではないかと不安に思っている方は、その不安を解消する方法として、検査で病気がないことを確認するという方法でもあります。

定期検診で検査を受けることもおすすめしますね。

その他、胃炎、潰瘍、ポリープ、がん等の病気の発見だけでなく、腸内環境を整え、病気を予防する予防医療の考えから、胃カメラ(経鼻内視鏡)と大腸カメラの定期検査、ピロリ菌検査・除菌治療を積極的に行うことが大切な事だと思います。

 

まずは、不安があった場合には専門の医師に相談してみてください。

当院では予約なく検査を受けることが可能※です。

(※治療内容や症状により当日に受けられない場合もございます。)

 

最後に、検査を受けられた方からは「スタッフの方が背中をさすってくれたからとっても楽に検査が受けられました」という声も。

検査は医師一人ではできないと思っております。

こういう優秀なスタッフ達が検査を受ける方のそばにいてくれることが、安心につながりますよね。

 

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