なにげない日常に、特別に意識することがあると、
生きる意味を感じさせてくれます。
今日の夕方、地元(三重県)の「いなべFM」のパーソナリティーは、
静岡県出身の宇畑マノさんでした。
「宇畑マノさん、こんにちは」
宇畑さんの「ことば研究所」は、大好きですよ。
外国人から見た「日本語の魅力」の本を読んで、
母国語の魅力を学ぶことが多いです。
テーマ「財布の中身の思い出」だけど、
大切な人の写真を財布に入れています。
6年ほどあっていなくても、脳裏の姿は、
あの頃のままです。(笑)
相手を思う意識って、大切なんだよね。
そのことが生命力を高めてくれます。
「自分の可能性を高めている宇畑さん、またね」
ビタミン・トム
イアン・アーシー(1962年生まれ、カナダ国籍)の
『怪しい日本語研究室』(毎日新聞社2001年)は、僕の一番のお気に入りです。
なにげなく読んでいる漢字や文字でも、外国人が学ぶ時の気づきに驚かされました。
p177 「生まれは下町、生い立ちもそう、生命ある限り生粋の江戸っ子。
芝生の生垣作りが一生の生業(なりわい)。
草が生えるから生やさしいものじゃない」
同じ文字に読みがなんと十もある。
これを読んだ時、彼の視点とユーモアに、嬉しい驚きでした。
パソコンでローマ字入力を変換する時も、上手く、
文字が確定して表現されるから、それはそれで凄い!
ハルペン・ジャック(1946年、西ドイツ生まれのユダヤ人)の
『漢字の再発見』(祥伝社1987年)を読んで、漢字が苦手な僕だったけど、
漢字が好きになりました。
彼は、春遍雀来編『新漢英字典』(研究社1990年)を出版されました。
人生を賭けて「そこまでやる~」との思い入れに、生き方も学んだように思う。
僕が母国語に関心を寄せたキッカケは、外国人から観た日本語でした。
2013年9月9日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「1枚の写真が、記念日になる。」(12人、役に立った)