先日、20代にお世話になった書店の店長さんに、
お礼を伝えることができました。
三重県桑名市、桑名駅前の商業ビル「パル」の1階に「ウシオ書房」がありました。
そこの書店の東側には、優れた児童書の伝記がありました。
偕成社の伝記などを夢中に読みました。
星川の「ウシオ書房」は、息子さんが受け継がれているようです。
パル1階のウシオ書房で、中年女性の二人が「いらっしゃい、いらっしゃい」と、
魚屋さんのように大きな声をかけておられて、それはそれは驚きました!
「偕成社の優れた伝記に、僕は育てられました。ありがとうございました」と、
この40年間の感謝の気持ちを、店長さんに伝えることができました。
その頃、東員町には図書館がありませんでした。
26歳の頃、役場で「図書館ってありますか?」と聞いたら、
カウンター近くの女性が「そんなものは、ない」と即答でした。(*_*)
今は、立派な図書館があります。
通勤の時、伝記を読むキッカケを作ってくれたのが、ウシオ書房さんでした。
牧野富太郎と南方熊楠の伝記を読んで、いろいろな生き方に、
とても救われた気持ちと、人の可能性と楽しさを知りました。
ウシオ書房の棚には、興味深い人物たちが、たくさんありました。
偕成社の伝記は、この書店にしかなくて、棚を見るのが楽しみでした。
児童書の伝記を入門書にして、その後、それぞれの日記や、
著書を読むことで、思考力を深めることができました。
桑名は城家町で、優れた書店がありました。
40年前、町の書店に、洋書があったのを初めて見ました。