あなたは、岡本太郎を知っていますか?
岡本太郎(1911~1996)著『強く生きる言葉』(イースト・プレス2003年)
p67 敵
もし自分の敵があるとすれば、
画商や批評家や、画壇なんてものじゃなくて、
自分自身なんだ。
作家の個性的な魅力、生き方が、作品を見る時に、
そこに息吹と鼓動を感じることがあります。
子供の頃、この歌を聴いた時「どうして戦争があるのだろう?」と、
感じていたように思う。
1970年、大阪で開催された万国博覧会で、
あの「太陽の塔」を創った人物が、岡本太郎です。
僕が、彼を知ったのは、何かのテレビCMで、
「芸術は爆発だ!」の映像でした。
彼の芸術作品以上に、彼の個性的な考え方に魅力を感じました。
岡本の作品は、ピカソに似ているけど、多大な影響を受けているようです。
それは大正ロマンの竹久夢二から、モディリアーニを連想する感じです。
飯窪敏彦著『写真集 棟方志功』(文藝春秋2003年)
版画家・棟方志功(むなかたしこう1903~1975)の生き方、姿が、僕は大好き。
p40「摺る」 版画の馬簾(ばれん)をする姿に、
なんど見ても、引き込まれます。
文/神舘和典 写真/白土恭子 著
『上原ひろみ サマーレインの彼方』(幻冬舎2005年)
アルバム「Hiromi another mind」
天才ジャズピアニスト/上原ひろみ(2005年生まれ)の魅力は、
彼女の演奏以上に、彼女の語る言葉が、僕は大好きです。
芸術は、
「作品と作家の魅力の両輪」で生きてくる。