ある日曜日の午前中のテレビ番組、
取材に訪ねた女性の声が聴こえました。
「ミオちゃん、何読んでいるの?」
「国語辞典」
この場面は、僕の生涯で、大きな記憶になりました。
本を開くだけで眠くなるのに、その小学生は事典を読んでいる。
この時、ミオちゃんは、小学4年生くらいでした。
「彼女は、小学校に通っていない」との、ナレーションに嬉しい驚き。
僕は小さい頃から、「いつまで、学校に行かなくっちゃいけないの」と
母に言っていたそうです。その記憶は、ありませんが……(笑)
その時から、羽仁未央(1964~2014)は、生き方として憧れの存在でした。
月刊誌『宝石』(1997年4月号)光文社
特集 コリン・ウィルソン 日本人に「心の革命」が起こる!
羽仁未央のアクセス・トーク いま、地球上でいちばん元気な香港!
まだ、この頃、月刊誌が元気でした。
講談社の『月刊現代』、光文社の『宝石』がありました。
近所の書店で、『中央公論』と『新潮45』など定期購読していました。
大学2年の時、「大学って何だろう?」と思って、
羽仁未央の祖父で、歴史学者の羽仁五郎の『都市の論理』を読みました。
大学の歴史を学んで、「この学生時代は、本を読もう」と思いました。
それが、その後、約30年間、浦島太郎の読書生活が始まりました。(笑)
『主権ハ人民ニアリ』は、
エーリッヒ・フロムの『自由からの逃走』に繋がりました。
2010年5月20日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「個人の自由という思想を読み解く。」(14人、役に立った)
今、読み返したい本を積み上げています。例えば…、(約10冊)
今日を撮る。
お昼に「うどん」を食べました。