今、発達しながら北上している台風10号。

     とても心配される状況に、被害が少ないことを心より祈ります。

 

       台風の進路は、北上しながら右側に曲がる傾向があります。

            数年前、異例のことがありました。

 

            2016年8月29日 産経ニュース
   【台風10号】異例の左曲がりなぜ? 高気圧に挟まれ列島コース逆戻り
  

          人類は、天気の恵で栄えてきました。

          農作物の「恵の雨」を祈ってきた歴史もあります。

 

         現代の最先端の科学は、気象操作にも挑戦されている。

 

         映画「ドリーム」では、人類は宇宙を目指した歴史がる。             

           

          

 

      映画「ジオストーム」では、気象操作をSFの世界が描かれている。

                       

          

 

        気象操作の可能性と人類の未来は、現実味を帯びている。

 

       

 

         ジェイムズ・ロジャー・フレミング著 鬼澤忍訳

     『気象を操作したいと願った人間の歴史』(紀伊國屋書店2012年)

 

   p20 本書では、天気と気候の支配をめぐり、歴史上および現在において

      どんな考え方がなされてきたかを検討する。

 

   p263 訴訟の脅威

 

   p313 (インドシナでの雲の種まき)

     1966年10月、陸・海・空軍と文民による極秘の実験プログラムである

     ポパイ計画によってラオス南部の上空に種まきが行なわれた。(中略)

     計画の実施は発達度と降雨量の両方を「著しく」増大させ、この技術の

     実用性は明白に確立されたという結論である。

 

       2014年6月29日に、アマゾンにレビューを書きました。

       タイトル「気象操作の実態と、今後の課題」

 

    この本を読んだ時、気象操作が、空想的な絵空事ではなく科学的に、

    実用性が確立されていることに、とても驚きました。

    台風を発生させることができる技術は、台風を消滅させる技術の

    可能性があるかも知れない。

    突然、台風が消滅したら、気象予報士さんは「奇跡です」と答えるかも。

 

         気象予報から、気象計画の時代になるかも。

 

     科学技術は、人類の存在を左右する時代にある。

 

 

              (2022年7月18日 修正)