インターネットを利用するようになって、20年になります。
最初の登録は、2000年2月3日でした。これは、電話回線でした。
2004年4月14日から、光回線になり、ネット時代を謳歌しています。
光回線の取り付け工事は、この地区の団地では初めてとのことでした。
この時は、研修も兼ねて、3人で工事して頂きました。
2016年4月22日の通信網の取り替え工事は、お一人でした。
ネット環境の整備と、トラブル対応は、緊張します。
日常生活に必要不可欠な道具になりました。
ネットへの取り組みの意識は、積極的だけど、バランスを考えています。
今、たくさんの人たちが利用されている機能を、知らないことが多いです。
パソコンの知識的には、2004年から進歩していないと思います。
「パソコンで、何ができるのか?」
「ネット社会が及ぼす人への影響は何か?」
「新しいビジネス環境を読み解く」
パソコンの性能の向上に関心を寄せるよりも、ネットの可能性を知りたくて。
クリフォード・ストール著『インターネットはからっぽの洞窟』
(草思社1997年)
p52 本当に大変なのは、フーリエ変換をするとか、ちょっとした中国語を
覚えることではない。本当に大変のは、データを理解し、それを
どう利用したらいいのかを考え出すことなのだ。
p54 しかし在宅勤務者にそんなに期待していいのだろうか?
上司や同僚とのミーティングもつきあいも不要となれば、忠誠心とか
愛社精神などすぐに薄れる。だから在宅勤務者だけで会社をきりもり
できるとは僕にはとうてい思えない。
この本が出版された頃、夢中に読みました。
彼から、パソコンとネットの利用に関する考え方を深く学びました。
クリフォード・ストールがいろんなことを話します TED (17:51) 2006年
「彼の情熱的な話し方とユーモアが大好き。会ってみたい憧れの人物です」
2008年3月27日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「思考力が飛躍するクリフォード・ストールの世界」
2008年1月30日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「情報格差がもたらす社会現象を分析された良書。」
クリフォード・ストール著
『コンピュータが子どもたちをダメにする』(草思社2001年)
p91 子どもたちの創造力が急激に低下しているのに気づいたのは、
ニュージャージー州チューリッヒ市にある幼稚園で32年間、先生を
しているエレン・スペクターだ。
その原因の一端がコンピュータにあると考える彼女は、
次のように語っている。
「子どもたちは、映像が自然と目の前に現れることを期待しています」
「なんでも瞬時にやれると思っていて、何かをして遊ぶ必要もありません。
何でもいいから、何かに好きな色を塗ってごらんなさい、と告げても、
『何に色を塗っていいか、わからない』と答える子が多いのです」
p157 これから百年たっても、対人関係で適切に振る舞う能力を
コンピュータで学ぶことはできない。それどころか、ネットサーフィンに
費やされる時間は、人と適切に付き合ううえで必要な技量をまさに
鈍化させる時間なのだ。
2015年5月26日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「創造力と対人関係能力の低下が懸念されるパソコン」
ニカラス・G・カー著『ネット・バカ』(青土社2010年)
インターネットが わたしたちの 脳にしていること
p36 ニーチェは答えた。
「そのとおりです。執筆の道具は、わらわれの思考に参加するのです」
p85 書く能力は「きわめて価値があり、実際のところ、人間の内的
ポテンシャルをより十全に実現するために不可欠なものだ」
そしてオングは結論する。
「書くことは、意識を高める」
2014年3月16日に、アマゾンにレビューを書きました。
タイトル「ネット社会の盲点を、鋭く指摘。」
この20年、ネット中毒のように、時間を費やしました。
ネットを見ることで、読書量は激減しました。
ほとんど読んだ本は、2000年までの読書体験が源です。
ネットの情報力と情報量は、膨大です。
内容の質の高さ、信頼度は、著者の記事から判断します。
それには、読み手の読解力も必要になります。
ネット時代の情報と考え方について、学ぶ。