小学生の頃、テレビで見る大好きな東宝の喜劇映画がありました。
    それは、森繁久彌(もりしげひさや1903~2009)の社長シリーズです。
    喜劇と言うよりも、僕には、大人の楽しい社会を見せてくれました。
    「大人って、楽しそう!」と思いました。 

 

       

 

     『昭和の爆笑喜劇 社長漫遊記』1963年1月公開(講談社2014年)
     『昭和の爆笑喜劇 社長紳士録』1964年1月公開(講談社2014年)

      会社を舞台に、森繁さんが演じる社長と、社員たち、
      社長夫人と、社長のお付き合いの女性たちの物語です。
      笑いの中にも、人生訓があり、時には、仕事の本質もある。
      子供の頃には理解できなかった、大人の世界があります。

      三木のり平の宴会部長が、大好きでした。
     「なんだろう?この笑いは」と思いながら、思い出し笑いします。

 

 

    

 

             「社長漫遊記」 予告編

      私の顧問(87歳)に出会ったのは、約20年前です。
      彼と一緒に仕事がしたいと思っていたら、3年前から、
      彼の紹介で、ナノフコイダンを取り扱うことになりました。

     顧問の人脈の歴史を聴きながら、社長シリーズを思い出しています。

 

             2019年10月16日

 

     山本幸雄(やまもとさちお1911~2007)さん、衆議院議員
  1982年、第一次中曽根内閣時代に、自治大臣兼国家公安委員会委員長

 

 

    谷口清太郎(たにぐちせいたろう1922~2007)さん
    名古屋鉄道の秘書課長、社長、会長、相談役、名古屋商工会議所会頭

 

 

    顧問と電話で話す時、彼の人脈名簿を見ながら、話すことが多いです。
    時々、「あの人、あの人」と彼の言葉を聞いて、「あの人」を名簿で、
    僕が探したりします。

    2005年頃、顧問と昼食後、「これから、谷口さんに会ってくるから」
    と話されるので、「どなたですか?」と聞くと「名鉄の谷口さんです」
   「あなたは、名鉄の社長だった谷口さんを知らないの?」と。
   「そんな~、雲の上の人のこと知らないですよ」(笑)
    あの時、一緒についていけば良かったとの思いが、今でもあります。
 

      

 

  『昭和の爆笑喜劇 ニッポン無責任時代』1962年7月公開(講談社2013年)

   クレージーキャッツの植木等(うえきひとし1926~2007)主演の映画。

   「サラリーマンは、気楽な稼業」と歌い昭和を謳歌した高度経済成長時代。

 

    

 

           「ニッポン無責任時代」 予告編

         

   「今、予告編を見たけど、笑っちゃうよね~。頬が熱くなります(笑)」

 

            市川準監督「会社物語」(1988年)

        出演 ハナ肇/西山由美/伊藤四朗/谷啓/植木等

        植木等は、会社員時代を終えるメッセージを残したようだ。

 

               縦糸の人生と、

     横糸の会社物語が織りなすドラマがある。