孤独を、積極的な気持ちに変えてくれた本があります。

 

        

 

           木原武一(きはらぶいち1941年生まれ)著

             『孤独の研究』(PHP1993年)

 

        2008年1月22日に、アマゾンにレビューを書きました。

        タイトル「孤独は天才の学校である。」(17人、役に立った)

 

          僕は、子供の頃から空想癖がありました。
          絵を描いたり、プラモデルやオモチャを並べて
          いろいろな場面の世界を楽しんでいました。

 

        ちょっと大きくなって、「孤独」という言葉を知りました。

        とても淋しそうなイメージがあり、マイナスな雰囲気です。

      

    でも、この『孤独の研究』を読むと、積極的なプラスのイメージです。

          ひとりで、楽しむ時間が多かったように思います。
            その後、テレビっ子になりました。
       ブラウン管の向こう側には、楽しいこと、夢がありました。

 

      最初に読んだのは、加藤周一孤独についての本を読み始めした。

 

 

       

 

         アンソニー・ストー著 森省二 吉野要=監訳
          『孤独 自己への回帰』(創元社1994年)

              津田和壽澄(つだかずみ)著
      『人間を成熟させる「ひとりの時間」孤独力』(講談社2003年)

    p95  「みんなと一緒に仲良く」という刷り込み

    p122  ひとりの時間の過ごし方が、その人の生き方の質を決定づける
         ようになっていくでしょう。

 

 

 

            大学生の頃、孤独の本に出合いました。
           孤独から人間的に成長することを学びました。
          楽しいときもあれば、淋しいと感じるときもある。
           なにかに、夢中になると、時間を忘れます。

      一人の時間に集中することもあれば、チームで集中することもある。
                時と、場合です。
             一人ではできないこともある。
      たくさんの人の思いが積み重なって、動く山もあると思います。

 

      

 

           スーザン・ケイン著 古草秀子訳
   『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』(講談社2013年)

        p93  創造性に富むのは内向型

        p94 「新集団思考」がつみとる創造性の芽

 

 

 

  デボラ・ザック著 栗木さつき訳『一点集中術』(ダイヤモンド社2017年)

        p35 「同時進行」をやめるだけで成果があがる

        p37  膨大な情報の「誘惑」に流されない

 

 

      ひとつの山を越えるには、「一点集中、全面展開」です。 

      この言葉は、大学卒業の謝恩会の時、ある大学教授が、

      記念の酒桝(さけます)に、サインペンで書いてくれた言葉です

 

      

 

      エドワード・ギボン著『ギボン自伝』(筑摩書房1994年)
      ギボン著『ローマ帝国衰亡史Ⅰ』(筑摩書房1976年)

   『ローマ帝国衰亡史』の著者ギボン(1737~1794)の言葉が大好きです。

            「孤独は、天才の学校である」

     この言葉が、心に刻まれてから、孤独の考え方は変わりました。

     口ぐせのように脳裏で、いつも繰り返している言葉の一つです。

 

 

 

 

 

               人は、言葉で生きる。
         言葉との出合いが、人生を変えることもあります。


               あなたは、どうですか。

 

                2019年11月14日


        ひとりから始める思いが、波紋で伝わることを祈ります。