筒井康隆著『時をかける少女』(鶴書房盛光社1972年)
筒井康隆(つついやすたか1934年生まれ)のSF小説
『時をかける少女』を原作にしたNHKテレビドラマ「タイム・トラベラー」を
見たのは、中学生でした。
町の本屋さん「原書店」の北面の棚で、この本に出合い、夢中に読みました。
その頃、漢字が苦手で読めなかったので、フリガナには助かりました。
本が大好きになった、最初の1冊です。
小学6年の1学期は、図書委員をしたけど、漫画日本史を読んでいました。
この本をキッカケに、SFシリーズを読んだのが、読書の始まりです。
その後、この本は、たくさんのドラマ化と、映画化がされたことから、
世代を越えて受け継がれているコトが分かります。
小学6年の3学期は、壁新聞係だったので、今のブログの原点です。
これは、5年生の夏休みの入院中、副担任の先生からのプレゼント、
大石真の『チョコレート戦争』が影響している。
江藤茂博著『「時をかける少女」たち 小説から映像への変奏』(彩流社2001年)
映画「時をかける少女」(2010年)
出演: 仲里依紗 中尾明慶 安田成美
この予告編の時間に追われる場面が、僕は大好き。
もしも、あの時。もしも、あの時・・・
その思いの繰り返しを積み重ねて、僕らは生きている。
記憶は消えても、この想いは消えない。