自らの健康は自ら守りましょう・・・6 | 髭の拝さんのブログ

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病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
物売りサイトじゃないです。
よろしくお願いします。

 

ご質問の冒頭に戻りまして、

> 産後のPMSがひどくて困っています。特に、精神面がひどく、強く必要以上にストレスを感じ、頭痛、吐き気のある嫌悪感、背中の痛み、憂鬱、いらいら、落ち込みがひどく、人に会うのも嫌!



これらの不定愁訴は、必ずしもPMSだけが原因とは云えないのであろう、と想像しましてここまで、潜在性鉄欠乏・機能性低血糖症・副腎疲労症候群についてご紹介しました。


誰もがそうなのですが、精神的ストレスばかりではなく、体が抱える辛さ(機能的疾患そのもの)がストレスになります。その結果、神経興奮ホルモンを放出して、体の内部では精神的ストレス時と同じ反応を起こしてしまいます。(セリエのストレス学説)


ストレスについて詳しくは、既ブログをお読みください。→ 低栄養状態から始まる様々な疾患 ストレスその2  2013-07-28 テーマ:ストレスって何?



それらは全て、冒頭に掲げられたような不定愁訴に苦しめられる結果になります。

なので、心ではなく、体が背負い込むストレスも、丹念に一つずつ消していくことが大切なのだと思います。機能的疾患については、分子整合医の検査と診察を受けなければ、何一つ確定できませんが、諸事情もあり難しいとのこと。



いずれにしろ、分子整合医も栄養を治療のメインにしています。食事で摂れる栄養と云うことで、以下を参考にしてください。



紹介する書籍 「脳に効く栄養」 マイケル・レッサー著 氏家京子訳 中央アート出版 には、『多くの人が持つ脳の特徴を6つに分けて、それぞれが最良の幸福感を得られるように、必要な食事の方法、サプリメント、ライフスタイルを述べています。』副題は、クスリに頼らず「脳と心」を健康にする!
・・・・具体的に食品を明記してアドバイスされているのがありがたいです。



質問者さんが最良の幸福感を得られますように、お祈りしています。



以上、PMSに苦しむ方からのご質問にアドバイスしたわけですが、質問者さんからの返信を要約すると、次のようなものでした。

>これらの不定愁訴は、必ずしもPMSだけが原因とは云えないのであろう、と想像しまして潜在性鉄欠乏・機能性低血糖症・副腎疲労症候群についてご紹介しました。

≪分子整合医学的見解をご説明戴き、気持ち的に楽になって、ピルやSSRI、そして精神安定剤に頼るのではなく前向きに対処できそう。PMSの検索では見かけない、新しい視点での考え方はとても参考になった。ご紹介された書籍も必ず読んでみます。・・・とのことでした。