私に現れた不思議な現象は・・・ | 髭の拝さんのブログ

髭の拝さんのブログ

病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
物売りサイトじゃないです。
よろしくお願いします。

 

昨日の続きです。「私は、丁重にすべての治療をお断りして、考える時間を持つことにした。」


考える時間を持つことで、仕事を休まずに働きながら続けられる治療に巡りあったのです。栄養を摂ることで、病の原因を抜本的に正すことができる、と言うドクターKに巡り会えたのです。


この治療の成果は、私には不思議体験でした。詳しく説明しますが、その前に、栄養療法に入る前に細かい血液検査を勧められたことからお話したい。


ドクターK曰く「採血する静脈血液は、全身を隈なく巡って戻ってくるのですから、たくさんの情報が詰まっている。その情報を読み取ると、体内で起きていることが99%解ります。」「十二指腸ポリープ・・・手術する必要ないですよ。内痔核、これも手術は必要ない。腎嚢胞、そんなの放っておきなさい。肝障害はお酒とタバコを止めましょう。」「諸悪の根源はお酒です。」ときっぱり言われた。

近医の見立てでは、十二指腸ポリープ・痔・腎嚢胞は外科的治療が必要、と診断された。しかし、それをドクターKは全て否定したのです。そして、手術しなくても治ります!と言う。


私は栄養療法を信じることにした。


当時、一番辛かったのが「痔の痛み」でした。歩くのも痛い。階段なんて上り下りが辛くて顔を歪めていた。

栄養療法を始めると、その苦痛が、毎日のように薄皮を剥ぐように取れて行き、一週間ほどで殆ど痛みを感じないようになった。


立っているのも怠くて辛かったのに、半月ほど経つと怠さが完全に消えていた。


この改善結果は、今の私だったら当然理解できることであっても、当時の私には狐に抓まれた思いでした。


怠くなった原因ですが、お酒を飲み過ぎた為に、赤血球が大きくなっていたのです。隅々まで巡るはずの血液が、毛細血管を通過し難くなっていたのです。毛細血管って、とても細くて赤血球細胞の大きさよりも細いのです。

それなのに血が流れるのは、赤血球細胞は身を伸ばして、くねらせて、一所懸命流れていくのです。それは赤血球には変形する柔軟性があるからなのです。これを赤血球の変形能と云います。


ビタミンEは赤血球の変形能を大きくしますが、アルコールがその邪魔をしていました。それだけではなく、アルコール過飲は赤血球の寿命を縮めて、大球性貧血へと導いていたのです。赤血球恒数のMCVがそれを表します。(MCV=9095が理想値で、当時の私は、100超えでした。)


これも怠さ(だるさ)の原因でした。


病の原因を抜本的に正す仕事を栄養が果たしてくれたのです。

私の内痔核、手術しないで治ってしまったのも不思議の一つでした。


血流不全とビタミンB群の不足、及び、ビタミンAの不足で、肛門粘膜の分化不全が起きために、ポリープ化して痔核形成されたのでしょう。血流不全とビタミンB群の不足が起きたのは、栄養摂取不足+アルコール過飲の仕業だったのでしょう。


栄養療法が始まって3ヶ月後、肝臓の数値(GOTGPT)はそれぞれ健康値に落ち着き、アルコール性肝障害の指標:γ-GTPは基準値を大きく超えた100 U/Lから一気に理想値の20 U/L程に下がりました。


従前の血液検査、栄養療法、その後の血液検査の必要性は、治ったという個人的意識だけではなく、科学的な臨床的成果とを見比べて始めて、治ったことが認められるのだと思います。


栄養療法を続けて、厄年を終えたころ、夜中に現れる幽霊の姿と金縛りは現れなくなった。

夜中に現れる幽霊、こむら返り、金縛り現象、・・・それは何だったのだろうか?


私の場合と云う事でお話すれば、それは、食生活の乱れ・アルコール過飲が原因で、心のエネルギー低下、体へのエネルギー不良が引き起こした、全身の機能不全だったのではないか? と思います。


摩訶不思議な現象に襲われたとしても、それは、自分の生活の乱れが原因かもしれない、と考え直す余裕も必要なのです。


心の弱みに付け込む悪しき勧誘者はたくさんいます。どうか、不思議現象には冷静にご判断くださるよう、一言申し上げます。