自分がガンに罹ったら・・・10 | 髭の拝さんのブログ

髭の拝さんのブログ

病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
物売りサイトじゃないです。
よろしくお願いします。

 

ガンは嫌な病気ですね。ガンを取り去った、治ったぞ、と安心したら、別の場所に転移する。それを放射線で焼き切って、落ち着いたら、また、転移だ。ガンの中でも悪性度の高いガン、それが浸潤性乳管ガン、ステージⅡ、グレード3(低分化ガン)の性質なのでしょう。・・・妻のガンです。

すべてのガンがそうだと云うわけではなく、たった一回の手術でそのまま再発・転移しないガンも多いので、不安にならないでください。




自分がガンに罹ったら、・・・仮にステージⅡで、腫瘍径が2センチの胃ガンに罹患したとしましょう。検査は、超音波、MRI、CТ、PETなど画像検査を重ねて、ガンと鑑別されれば、ガンのタイプを調べるためにも細胞診断を勧められるでしょう。

その結果、治療は手術で胃を3分の2切除、術後は補助療法として化学療法(抗がん剤治療)、恐らくそういう治療を勧められます。(これはあくまで想定です。)


医師は、今までの検査結果を示しながら現病態と今後の治療を説明して、それを患者に理解させます。その上で、治療を医師に一任する承諾書へのサインを取り付ける。配偶者、もしくは、親族などの同意書も必要です。これがインフォームドコンセントと言うことになるのですが、良いのかな? それで・・、と私は思う。



患者にはそれを選択するか、別の治療を希望するか、その予備知識は全くない。そこで、より良き、を求めたい患者にはセカンドオピニオンを求めることができます。最初の医師に診断・治療方針の間違いがあってはいけないので、別の医師に判断を仰ぐシステム、と云ってよいのでしょう。

意見を求められた医師も、同じ保健医療を生業としているならば最初の医師とは大同小異の考えを持っています。最初の医師が誤った診断をしている場合には、良いシステムだと思いますが、そういうケースは数少ない。



私は医療に関しては一介の素人ですが、自分なりにガン治療への思いがあります。なので、承諾書へのサインを求められたときには、その場では結論を出さずに考える時間を戴きたい、と申し入れます。



また明日続きを書きます。