自分が「がん」に罹ったら・・5 | 髭の拝さんのブログ

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病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
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がんは宿主を限りなく蝕んで増殖を続ける「悪性新生物」ですから、何かをしなければやがて体がガンに負けてしまいます。

そこで、実践的栄養学である「分子整合栄養医学」の観点から、何をすべきか?を考えていきたいと思います。

がんは糖を好むから糖質を摂らない方が良い。タンパク質もがんの成長を促進するのだから、食べない方が良い。・・・と、主張する治療家も多い。

一見、理に適った意見のように思われます。

しかし、栄養源を経ってがんを虐めると体も蝕まれていきます。何故ならば、体の中のタンパク質は日夜消費され続けているのですが、その消費されたタンパク質を補わなければ、必ず老化(衰弱と寿命の短縮)に拍車をかけてしまいます。

糖分についても同じです。糖質を摂らなければ、体のタンパク質を壊して糖を作り出して、がんは栄養を得ています。

これを理解したうえで冷静に考えてみてください。

がん患者が、食欲を失って食事を摂れなくなれば「がん」の栄養補給は途絶えることになります。一見、そのように思えますね。

それなのに、がんは勢いを増して大きくなっていく。

その理由は、がんは口から食べた栄養で成長するのではなく、筋肉や赤血球を壊して、がんの栄養にしているのです。

がんは食事を摂らなくても、体からタンパクを奪って大きくなります。

主治医から「タンパク質も糖質も食べてはいけません。」と言われても、私は、肉・魚・卵・大豆を食べて、吸収の緩やかな糖質をきちんと食べます。


次も堅苦しい話が続きます。