本題に入る前に一つのエピソードをお知らせします。
「当時世界最大と云われたギリシャの海運王、アリストテレス・オナシス/20世紀最高のオペラ歌手と言われた、マリア・カラス/第35代アメリカ合衆国大統領
ジョン・F・ケネディ
の夫人、ジャクリーン・リー・ブーヴィエ・ケネディ。」
オナシスの愛人・マリア・カラスは、オナシスをジャクリーヌ・ケネディーに奪われたショックのためにやけ食いをし、100kg以上に太ってしまった。マリア・カラスのダイエット願望に目をつけた悪しき人物が、莫大な金額で「痩せ薬」を売りつけたのです。
それは、サナダムシの幼虫でした。
サナダムシは1日に20cm前後にも成長して、宿主のお腹から栄養を奪いますから、サナダムシを寄生させると確実に痩せると云います。(お腹から栄養を奪い、貧血にさせて栄養失調にさせるのですから、体重が減るのは当たり前です。痩せるのではなく、ヤツレたのです。) 但し、日本のサナダムシでは痩せないそうです。・・・ ← 絶対に真似をしないで下さい。
事の顛末をアレコレ云う積もりはありませんが、Wikipediaによる3人の歴史を紹介しています。関心のある方はご参照ください。
ジャクリーン・ケネディ・オナシス
マリア・カラス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9
アリストテレス・オナシス
マリア・カラスは痩せればオナシスが自分の元に戻ってきてくれる、そう思い込んだ、とも云われています。
過去の史実を現代のモラルで図ろうとするのが私の意図ではありません。ただ、情欲に流されて、健康に過ごしたい、と云う姿勢から外れるのは悲しいものですね。
その後、マリア・カラスは53歳の若さで世を去った。
さて、本題です。
減量するためには摂取カロリーを減らす以外に方法はありません。運動が必要であっても、それだけでは痩せられないのです。
カロリーバランスをマイナスにして、蓄積された内臓脂肪や皮下脂肪を消費していくことが正しい減量(美しく痩せる)する方法なのです。
エネルギー消費は、
基礎代謝で50～60％
運動で25～30％
食事を消化・吸収するための摂取熱で5～10％
体温維持の為に燃やす褐色細胞の生産熱である条件熱で5～10％
です。
基礎代謝のエネルギー消費量は筋肉量に比例しますので、若い人の基礎代謝は70％に達すると云われています。
エネルギー消費量が最も多い基礎代謝ですが、老化や運動不足によって筋肉が萎縮すれば、基礎代謝によるエネルギー消費が減少して、ますます太りやすくなるという悪循環になります。
今回、姪の膀胱がん、でお知らせしているダイエット法は免疫力を増すように、タンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富に摂取する、Vere Low Calorie Diet ベリー・ロウカロリー・ダイエットを試みています。
基本的には、姪の基礎代謝 1200kcalを1日のエネルギーとして食事で確保する。運動エネルギー・摂取熱エネルギー・条件熱エネルギー、の計1000kcalを不足させて、そのエネルギー不足から体に生じるリスクを、タンパク質・ビタミン・ミネラルでカバーする方法を取っています。
近々、姪の体重変化・体調・顔の色艶・日常の意欲など、お知らせします。